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(回答先: 米貧困層に燃料を低価で提供の計画、ベネズエラ大統領(CNN)ー名案ですね 投稿者 ああ、やっぱり 日時 2005 年 8 月 30 日 18:13:03)
http://tanakanews.com/c0509venezuela.htm
チャベスはもともと陸軍落下傘部隊の軍人で、国内の左翼ゲリラと戦うのが仕事だった。ところが、あるとき「貧しい国民が左翼を支持するのは、左翼が、貧富の格差を放置してわが国を支配する裕福層とアメリカに敵対しているからだ。敵は共産主義でなく、帝国主義だ」と気づき、それ以来密かに軍内で同士をつのり、クーデターの機会をうかがうようになった。
そして、1992年にクーデターを決行したが、失敗してしまう。だが意外なことに、クーデターを起こしたことにより、彼は「反裕福層・反米」の闘士であるということがベネズエラの多数派である貧困層に理解され、6年後の選挙で旧来の2大政党勢力を破ることにつながった。
チャベスの「反米」は、自国を含む中南米諸国をアメリカの支配下から解放したいという考えに基づいていた。そのために彼が使った一つの方法は「石油」だった。ベネズエラは世界第4位の産油国で、アメリカが輸入する石油の2割近くはベネズエラからで、最近までアメリカの最大の石油輸入元だった。一方、石油はベネズエラの国家財政にとっても重要で、政府収入の約半分は石油の輸出代金である。