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(回答先: ロンドン7・21 小麦粉爆弾だったと容疑者が・・(イタリア報道) 投稿者 kamenoko 日時 2005 年 8 月 04 日 05:43:11)
同じコリエレ紙の同じ記者による7月30日の記事です。
全文訳出開始
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2005/07_Luglio/30/zaino.shtml
「リュックは背負っていた。だけど誰かを殺すつもりはなかった」
流暢なイタリア語を話すハムディの告白。捜査官:攻撃準備ではなかったか
ローマ発 −ハムディ・イーザックは協力的だ。詳細・名前・状況を確認し、
7月21のロンドン攻撃実行犯であることを認めた。 「だけど誰かを殺すつもりは
なかった。我々の役割は、デモンストレーション行為だったと誓う」。 そして
7月7日に地下鉄と路線バスを爆破し数十人の犠牲者を出した”細胞”との
接点を否定。 27歳の男性は、当初オスマン・フセインと確認された。既婚の
ロンドン市民。イタリアは逃走の旅の最後の寄港地だったという。完璧な
イタリア語を話す。父はブレッシャ、弟はローマ在住。イーザックが過去にも
イタリアに滞在した可能性がある。
ローマ警察本部 18時
リュックに隠された爆弾による2週間前の悪夢を再現させ、英国の首都を再び震撼
させたテロリストのひとりが、我々のDigos(警察機動部隊)と司法官の前にいる。
初期の優柔不断な態度から、彼によるストーリーを語ることに決めたようだ。
まずは募兵から
「ノッテッング・ヒルのジムに通ううちに、ムクタル・イブラヒム(*乗客の
いないバス写真)と知り合った」。スコットランドヤードに逮捕された、グループ
リーダーと目されるエチオピア男性だ。 「攻撃指示は彼から受け、爆弾の
作り方も教えて教えてもらった。酸が漏れると危険なので、運搬には注意する
ように言われた。火傷するからと」。 それは実際に起きた。取調べの最中に
漏れた液体による足の火傷を見せた。 捜査官によると、イギリスの複数
目撃証言が怪我をした実行犯に触れていることから、重要な符合であるという。
「我々は見た。しかし祈りのためではない。この件に宗教は無関係だ
ビデオを見た。ムクタルが我々に見せたビデオには、イラク戦争の映像もあった。
我々も何か大きなことをすべきだと言っていた。会ったのはそのためで、それ
から話し合った。行動を起こさなければならないが、犠牲を出してはいけないと」。
飽きがくるまで繰り返す「ただのデモンストレーションだった。ムクタルが私に
提案し、私はそれを引き受けた」は、自分の役割と犯罪へのかかわりを軽減する
ものだが、彼のバージョンによる話は全てを明らかにする必要がある。
イタリアを攻撃するために来たのではない:捜査陣
「ここに親戚や知人がいる点からも、おそらく逃亡過程だったのだろう。しかし
当然ながら、全てを明らかにする必要がある」。
当人もまさにそれを宣誓している。彼らのグループはイタリア攻撃を計画して
おらず、「アルカイダとは一切関係がなく、接触をとったこともない」。
彼の過去を洗う必要もあるが、まずは現在だ
スコットランドヤードとMI5からの情報協力を得て、イタリアや外国との接触を
辿る必要があろう。
良くない仮定 原理主義者の”敵”リストに連なる国に罰を与えるために来た
のでないなら、イタリアが逃亡中の寄港地に過ぎなかったことを確認する必要が
あろう。
Fiorenza Sarzanini
30 luglio 2005 7月30日
・・・・・・記事終了
顔写真を公開されながら、治安レベルを上げている英・仏・伊3カ国の国境を突破
できた原因を明らかにする必要だってある。
少なくとも、毎日政府から「テロの可能性」を警告され、物々しい警備の中で
生活しているイタリア人は、疑心暗心で交通機関を利用していますので、
乗り合わせた乗客からの目撃証言が出そうな気がするのですが。
ロンドン・パリ・ミラノ(にも立ち寄ったとピサヌー伊内相)・ローマを結ぶ最短旅程。
ロンドン→パリ (ユーロスター海底トンネル 約2時間半)
パリ→ミラノ(TGV 約6時間半〜7時間半)
ミラノ→ローマ(ユーロスター 約4時間半)