★阿修羅♪ > 戦争72 > 354.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 「世界人類の運命の象徴としてのコソボ紛争」 (得丸久文) 投稿者 外野 日時 2005 年 7 月 19 日 05:55:59)
せっかく途中までは良かったのに・・・
他の戦争や大事件の陰に隠れた(隠された)バルカン半島の情勢に関する書籍のご紹介、ありがとうございます。こちらの新聞などでもめったに話題にならない、というよりは、話題にすることを許されないテーマです。ミロセビッチ裁判もほとんど新聞には載らないし、逆に日本語からの情報の方が新鮮でした。
ただこの得丸久文氏の書評ですが、途中までは、この本に書かれてある欧米(NATO)による「被支配者」「被抑圧者」を利用する薄汚いバルカン支配のやりくちが紹介されていて、興味深かったのですが、後半は「人類滅亡狂想曲」。ガッカリですね。まるで中学生レベルの読書感想文のようだ。「本の内容の紹介」だけでやめときゃよかったのに。(外野さんのことじゃないですよ。誤解無きように。)
「ファシズム」の次は「共産主義」、それが終わったら「テロ」の恐怖をあおりたて、たぶん次の時代には「資源・環境」を使って、次々と「滅亡の恐怖」を煽り立てておくのが、支配を貫徹しようとする側のやり口です。その一方で「人類滅亡の恐怖」を宗教(というよりカルト、というか詐欺というか)で掠め取ろうとする勢力が出てくるわけです。この得丸久文氏などは見事にハマってるようですね(笑)。