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(回答先: 首相、自衛隊撤収考えず 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 6 月 24 日 22:18:22)
防衛庁は二十三日、イラク南部サマワで活動している陸上自衛隊の車両が宿営地外を走行中、道路わきの爆弾が爆発、フロントガラスが破損したと発表した。隊員にけがはなかった。昨年十月に宿営地に砲弾が撃ち込まれ、コンテナを貫通する事件があったが、宿営地外で陸自の装備が被害を受けたのは初めて。政府は首相官邸の危機管理センターに官邸連絡室を設置した。政府筋は同日夜、陸自部隊の活動について「(事件の)原因が分かるまでは自粛せざるを得ない」と語り、休止期間が長期化する可能性を示唆した。
防衛庁によると、爆発事件が起きたのは同日午前九時(日本時間同日午後二時)ごろ。約二十人の陸自隊員が、高機動車と軽装甲機動車四両に分乗し、サマワ北西部のマジドで予定されていた道路補修の完成式に向かうため、宿営地から北東に五、六キロの幹線道路を走行中、道路わきで爆弾が爆発。前から三両目の高機動車のフロントガラスが破損した。二重ガラスで外側の通常ガラスにひびが入ったが、内側の防弾ガラスは無傷だった。
車体の右側面などにも傷があったが、爆弾の破片か爆風で飛来してきた石によるものか断定できていない。爆弾の威力は比較的小さかったとみられ、被害車両は自力走行で宿営地に戻った。英軍などの情報では、現場の路上には爆弾が二つ仕掛けられ、不発の一発はイラク軍が押収した。
犯行声明などは出ていないが、サマワ発共同電によると、イラク駐留のオーストラリア軍の報道官は陸自を狙った犯行と指摘した。防衛庁は「陸自が狙われたか断定できない」としている。
事件を受け、陸自部隊は二十四日に計画していた宿営地内での住民との交流行事を延期した。大野功統防衛庁長官は「事件は深刻に受け止めなければならないが、人道復興支援活動は継続する」と述べ、宿営地外の活動に向かう際は治安状況の事前調査など安全確保策を強化した上で、二十五日以降の活動を再開するか判断する。
「沖縄全戦没者追悼式」に出席し、帰京した小泉純一郎首相は、二十三日夕、首相官邸で野田健内閣危機管理監らから報告を受け、「安全に万全を期してほしい」と指示した。
サマワでは一月から陸自の第三次復興業務支援隊が、五月からは第六次復興支援群が加わり、計約六百人が道路補修のほか、学校などの公共施設の復旧や整備にあたっている。第七次復興支援群は七月下旬以降、三回に分けて順次出発する。
◇
■シーア派地域、特異な「路肩爆弾」
イラク南部サマワの陸上自衛隊宿営地近くの路上で起きた爆発事件は自衛隊車両を直接狙ったものとみられるが、「路肩爆弾」という手法はサマワでは初めてであり、今後、攻撃の動向に警戒を要する事態となった。
路肩爆弾は、首都バグダッドやイラク中部で一般市民を巻き込むテロや米軍への攻撃を繰り返すイスラム教スンニ派武装勢力が多用してきた手口であり、シーア派地域であるイラク南部では、ほとんどみられなかった。
過去にも宿営地や周辺に脅しのように砲弾が撃ち込まれた例はあった。だが、今回の攻撃の手口は、サマワで起きた事件としては質的に特異である点を否定はできない。
問題は、今回の攻撃が単発的なものなのか、それとも底流に何か変化が起きているのかという点だが、現時点で判断する材料はない。スンニ派過激組織は外国軍を狙った攻撃についてほぼ例外なく犯行声明を出しており、その場合は声明が出るまでに一両日かかる。
一方、攻撃がこれまでのように“脅し”を狙った程度のものだったとすれば、自衛隊への敵意というより、現状への不満を抱く分子の仕業とみる方が自然だろう。二十二日にイラク南部復興支援の事務レベル会合がサマワで開かれたとの情報もあり、その直後の攻撃で「イラク南部は不安定」との印象を与える狙いだった可能性もある。(前中東支局長 村上大介)
http://www.sankei.co.jp/news/050624/morning/24iti001.htm
下記の報道の方が信憑性が高いのでは無いか?
とんでもない報道管制が始まっている。
サマワの道路爆弾で日本兵3人が死傷、ジープ破壊 [アラブの声ML]
http://www.asyura2.com/0505/war71/msg/495.html
投稿者 white 日時 2005 年 6 月 24 日 07:45:59: QYBiAyr6jr5Ac