★阿修羅♪ > 戦争71 > 399.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
【ワシントン及川正也】米共和党のマケイン上院議員は19日、米NBCテレビで、ブッシュ政権のイラク政策について「米国民はいったいイラクで何が起きているのか知りたいと思っている」と述べ、沈静化しないイラクの治安情勢についてブッシュ政権は説明責任を果たすべきだとの考えを強調した。そのうえで「この闘いは短くはない。今後、最低2年は続くだろう」と述べ、米軍のイラク駐留が長期化するとの見通しを示した。
マケイン氏は上院軍事委員会の有力者。イラクでは先月から各地で自爆テロが激化し、米兵士やイラク人死傷者が急増している。チェイニー副大統領は武装勢力による自爆テロを「断末魔の苦しみ」と表現しているが、共和党内にも「ホワイトハウスの分析は楽観的」との指摘がある。
16日には超党派議員が米軍の撤退時期を明示するよう求める決議案を下院に提出。マケイン氏の指摘はこうした議会内の厳しい空気を反映したものだが、ホワイトハウス側は「撤退時期の明示は武装勢力に誤ったメッセージを送る」(マクレラン大統領報道官)と反発、イラク政策をめぐり政府と議会との溝が顕在化している。
毎日新聞 2005年6月20日 11時01分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050620k0000e030027000c.html