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(回答先: イスラエル・ニュース 5/13 投稿者 愚民党 日時 2005 年 6 月 01 日 03:01:24)
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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★( 8日)チーフラビの家族が暴行容疑で逮捕
★( 9日)撤退に抵抗する極右指導者を拘束
★(10日)ハマス躍進で一方的分離は中止？
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2005年5月8日（日）
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＊自治区で行われた選挙で、ファタハが５５％の議席を獲得。しかし、
ファタハが勝ったのは小都市が中心で、大都市はハマスが制した。パ
レスチナ議会選挙でハマスが大勝する可能性もある。(H,P,7)
＊セファラディのチーフラビ、シュロモ・アマル師の妻と息子が、娘と
恋仲になった青年を誘拐して暴行した疑いで逮捕。無理に別れさせよ
うとしたものと見られている。アマル師も事件に関与か。(H,P,I)
＊ガザ撤退後、入植者の住宅を全て破壊することを首相が決断か。家屋
が残ったままパレスチナに引き渡すと、武装勢力が家屋を破壊して「
勝利」を宣言する可能性が高いため。(H)
＊教職員組合から要請があれば大規模なストを行うと労働総同盟のペレ
ツ議長。教育省は４５００人の教職員に解雇通知を送っている。(P,7)
＊シリアに追われ１５年にわたり亡命していたレバノンのアウン元将軍
がベイルートに帰還し、支持者から盛んな歓迎を受けた。アウン氏は
シリアに抵抗するキリスト教マロン派住民の指導者だった。(H,P)
＊米国はパレスチナに対する２億万ドルの支援を、自治政府経由ではな
くＮＧＯ経由にすると決定。自治政府は「侮辱だ」と抗議した。(P)
＊ギリシャ正教会の評議会が、エルサレムを指導するイリネオス主教を
罷免する決議。同主教が教会に無断で土地をユダヤ人に売ったため。
しかし、主教は辞任を拒否している。(H)
＊社会主義インターナショナルの大会が今月２３日にエルサレムとラマ
ラで開催される。１６６ヶ国の社会主義政党が集まるこの大会がイス
ラエルで行われるのは１９５８年以来。(P)
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2005年5月9日（月）
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＊国防軍が撤退に抵抗する極右勢力の指導者オフェンを拘束。オフェン
は、兵士や警察官に命令拒否を呼びかけるなど、過激な行動を指揮し
ていた。国防軍はさらに多くの極右指導者を拘束する方針。(H,P,I,7)
＊米国でスパイ罪により服役中のポラード氏が「シオンの囚人」の地位
を求めてイスラエルの最高裁に訴え。この地位が与えられると、家族
は政府の補償を受けることができる。(H,P,I,7)
＊政治犯釈放について自治政府と交渉していたリブニ法相が、テロの状
況悪化を理由に釈放中止を宣言。最近になってテロの情報が急増し、
ロケット砲によるイスラエル攻撃が再発しているため。(H,I)
＊ペレス副首相がガザ撤退に伴う家屋撤去に懸念を表明。３ヶ月の工期
がかかり、１２００万トンの廃材の処分も困難なため。(P,I)
＊ファタハがハマスを攻撃し武装解除を試みるなら、イスラエルに対す
る停戦は破棄するとハマス幹部が警告。(H)
＊イスラエル人と結婚したパレスチナ人に国籍を与える条件が緩和に。
一定年齢以上のカップルについて国籍を与えることが決まった。(H)
＊ベツレヘムのクリスチャン住民が、イスラム教徒による誘拐に抗議し
騒乱。クリスチャンの娘が誘拐され改宗させられる事件は多いが、自
治警察は「本人の自発的意思」だとして取り締まらないため。(P)
＊バスケットボールのユーロリーグでマカビテルアビブが２年続きの優
勝。６０００人のファンがモスクワまで行き、試合を見守った。(H,7)
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2005年5月10日（火）
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＊ハマスが政権を取るなら一方的分離は再考すべきだとの見解をシャロ
ム外相と首相が相次いで表明。ハマスは武装解除を拒否し、イスラエ
ル殲滅を目指す方針を変えていないため。(H,P)
＊ガザの入植地指導者と国防軍幹部が入植地撤退作戦時の行動規範をま
とめた。国防軍は入植者が敵ではなく兄弟であることを確認し、武器
を持たずに入植者の強制退去を行うことを決めた。(H,P)
＊シリアからゴラン高原に侵入した男を国防軍が拘束。男は双眼鏡やビ
デオカメラを使って国防軍の動きを調べていたもよう。(H,7)
＊防護壁の違法性に関する裁判が最高裁で進行中。国際司法裁判所の判
決文を細かく検討したバラク判事は、複雑な判決の中には多くのイス
ラエルに有利な条項があると指摘した。(H,P)
＊解雇通告を受け取った教職員が国会前で解雇通知を燃やして抗議集会。
リブナト教育相は解雇を減らすための交渉を呼びかけている。(H,P)
＊カツァブ大統領がモスクワを訪問し、赤軍の対ドイツ戦勝６０周年記
念式典に出席。ナチスに対する勝利を祝った。(P)
＊国防軍が作業中にレバノン領土に向かって誤射。国防軍は直ちに国際
監視部隊に事情を説明した。レバノン側には被害は無かった。(P)
＊神殿の丘で警官隊とアラブ人が小規模な衝突。アラブ人の投石で警官
７人が負傷した。警察はユダヤ人右派グループなどが神殿の丘で騒ぎ
を起こすとの情報を受け、神殿の丘で厳戒体制を取っている。(P,H)
＊ジェニンで自治警察とアルアクサ殉教団が２日間の銃撃戦。(I)
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［情報源略号表］
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ７ http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
［転載・引用・再配布について］
教会活動等の非営利目的ならばＯＫです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行：「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集：石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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