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(回答先: 森田実氏::「民主党の不見識と狂乱に抗議する」 投稿者 天空橋救国戦線 日時 2005 年 9 月 20 日 11:30:19)
前原氏が代表になったことで、「民主党が自民党化した」とか責める方や、あるいは「民主党は自民党との差別化のためにヨーロッパ型の社会民主主義を目指すべき」などの意見がたくさん出ておりますが、本当にそれが国民の求めるところなのでしょうか。
一つ前の総選挙で明確になったとおり、社民党は自民党の対抗馬から完全に脱落するほどの大敗を喫し、その票は民主党に流れました。つまりその時点から、国民は右と左で180度反対の方向を向いた非現実的な選択肢ではなく、せいぜい90度程度の角度の中での選択を選んだと理解できます。今回、民主党は「郵政民営化本当は賛成」であるとか、小さな政府の実現を掲げて戦っており、自民党との角度の差はより小さくなってきています。民主党は今回の総選挙で負けましたが、その票は社民党に戻ることは無く、90度(より狭い角度)の中で移っただけです。
国民の大半は現在の方向性を支持しつつ、その中での改革を求めているのでしょう。今後、民主党が自民党と同じ方向を向きつつ、具体的な政策の優劣で政権を競い合うというのは、国民にとって決して悪くない状況なのではないでしょうか。
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