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(回答先: 「ドイツ版サッチャー」 「ドイツ版小泉」 野党・キリスト教民主同盟 メンケル党首 【産経新聞】 投稿者 hou 日時 2005 年 9 月 18 日 20:13:58)
選挙をおこなったのは、西部ノルトライン・ウェストファーレン州選挙で、経済低迷などを背景にSPDが歴史的敗北を喫したためだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050702-00000009-san-int
社会民主党ホームページ
http://kampagne.spd.de/servlet/PB/menu/1588151/index.html
独総選挙 1年前倒し シュレーダー首相“危険な賭け” 9月18日有力
【ベルリン=黒沢潤】ドイツのシュレーダー首相は一日、総選挙を繰り上げて実施するため、首相信任決議案を連邦議会に上程、決議案は当初予定通り与党議員の棄権などで否決された。首相はこれを受け、ケーラー大統領に議会解散を要請、大統領は二十一日以内に解散を決定する見通しだ。投票は九月十八日が有力視されている。
シュレーダー首相は決議案採決前の演説で「構造改革などの諸政策を遂行するには選挙を通じ政権の正当性を確保することが大事だ」と訴えた。
連邦議会では、与党の社会民主党(SPD)と「90年連合・緑の党」が全六百一議席のうち計三百四議席を占めており、与党幹部の呼びかけで多数が投票を棄権、解散総選挙への前段階となる信任案否決を実現させた。
ドイツで、首相の任期中に同様の信任投票が行われたのは旧西ドイツ時代を含めて二回だけだ。直近の例では、コール西独首相が一九八二年、連邦議会で安定多数を得ようと信任案を故意に否決させて、八三年に総選挙を実施したことがある。
憲法裁判所は当時、選挙実施を認めはしたものの、あくまで「例外」としたため、今回の信任投票が今後、違憲とされ、総選挙を実施できない可能性も残されてはいる。
総選挙はもともと来年九月に予定されていた。首相がその前倒し実施に踏み切ったのは、五月に行われた西部ノルトライン・ウェストファーレン州選挙で、経済低迷などを背景にSPDが歴史的敗北を喫したためだ。
支持率で与党を引き離す野党三党の準備不足を突いて、首相の個人的人気を頼りに起死回生の逆転を狙う戦略だった。
野党側はしかし、これに対抗して、直ちにキリスト教民主同盟(CDU)のメルケル党首を首相候補として一本化、総選挙を戦う態勢を整えた。この結果、最近の世論調査では、シュレーダー首相は支持率がメルケル氏を下回っており、早くも危機にさらされている。
首相は選挙の前倒しを撤回することもできた。だが、この期に及んで方向転換すれば、勝つ自信がないと足元を見られ、自らの構造改革に抵抗する党内左派が勢いづくばかりか、野党側も一段と攻勢を強めてくる。首相は「進むも地獄、退くも地獄」の状況に陥って早期選挙へと突き進んだ。
独メディアは「首相の総選挙繰り上げは戦略上の致命的ミスだ。支持率の回復を待ち、来年、選挙に臨むべきだった」などと指摘。今週発表された世論調査では、野党三党の合計支持率が連立与党の支持率を20ポイントも上回り、首相は「厳しい現実」に直面している。
シュレーダー政権は二〇〇二年の総選挙では、国内のイラク戦争反対ムードに乗って反戦を訴え直前の洪水被害で支援も拡大、小差で勝利した。
(産経新聞) - 7月2日2時44分更新
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