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(回答先: 【都市部の得票に集中せよ】 小泉純一郎首相に託す私の手紙−W・ペセック (ブルームバーグ) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 9 月 12 日 17:05:17)
総選挙反響】ハリスのヘロー氏:衆院選結果と投資戦略でコメント (ブルームバーグ)
2005年9月12日(月)13時21分
9月12日(ブルームバーグ):米ハリス・アソシエーツ傘下のオークマー
ク・インターナショナル・ファンドで外国株担当チーフ投資責任者として57億
ドルの運用に携わるデービッド・ヘロー氏は12日、衆院選の結果と投資戦略に
ついて次のようにコメントした。
◎自民党の勝利について:
「長期にわたり、昔流の農林族議員が日本の政界に過度な影響力を持って
いたが、今回の結果はどちらかと言えば、声なき大衆が沈黙を破り、行動する
大衆に変化する転換点になりつつあると思う。小泉純一郎首相は、郵政改革を
中核に据えてかなりドラスティックな改革を進めたいとの意向を明確に示し
た」
「構造的な硬直性が一部見直されていくことを示す極めて前向きな兆候だ」
「日本は改革の準備が整った。日本の構造問題は依然として多くあり、そ
れらに取り組んでいく必要がある。人々はそれを認識していると思う」
◎日本の政治見通しについて:
「既得権を持つ人や行動の遅い人がいるため、依然として容易な状況では
ないだろう。ただ、小泉首相の実現してきたことを考えると、以前よりは状況
ははるかに楽になった。小泉首相の行動主義は伝ぱする可能性があり、幅広い
動きを刺激するとみられる」
◎投資戦略について:
「日本企業の経営の在り方には依然、大きな問題がある。選挙結果が実業
界に広がるかどうかが問題だ。そうなれば、日本経済に新たな信頼が生まれ、
物価が再び若干上昇し、日にとっては極めて好ましい状況がもたされる可能性
がある」
「株主のために働く日本企業を探し出すのは依然として難しい。東芝のよ
うな原始的な企業がまだ多い。トヨタ自動車をみても、進歩的な企業とは言え
ない」
「ホンダは株主のための企業を目指しているが、トヨタはそうではない。
優れた製品を生産し、高収益を上げている点では世界の勝者だが、株主のため
に積極的に経営している企業だとはまだ言えない。株主のために利益を上げる
ことこそ、事業の目的だ」
「大手金融機関が融資事業で利益を上げる方法を知っているかどうかにつ
いても、やや疑問に思う」
◎日本経済とアジアについて:
「デフレ脱却が鍵だ。消費者の行動を買え、企業の行動も変化させる。こ
れはわれわれが昨年下期に気づいたことの一つだ」
日本の「成長見通しは極めて良好だ」
日本経済が強くなれば、「太平洋地域にもプラスの影響を与えるだろう」
原題:Harris's Herro Comments on Japan's Election Results, Equities (抜 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
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