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(回答先: 郵政一本化奏功、自民に無党派の風…総裁任期延長論も 【読売新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 9 月 12 日 04:14:43)
自民へなぜ投票…「小泉流の決断に賭けた」
なぜ、「小泉自民党」は無党派層に受け入れられたのか――。推計投票率が67%を超えた今回の衆院選。東京都区部の投票所10か所で、前回(2003年11月)は自民党に投票せず、今回は同党を支持したという計20人にアンケート調査した。
このうち「前回は民主党」と答えたのは17人。大半が、小泉首相の政治姿勢に「力強さ」を感じたことをあげ、「郵政以外の改革も進むはずだから」という回答も少なくなかった。
「郵政民営化は関心がない。小泉さんが頑張ろうとしている姿にひかれた」
前回、民主党に投票したという文京区のパート従業員の女性(45)は今回、自民党支持に回った理由をそう語った。
本当に関心があるのは「年金問題」。各党には、将来までしっかり年金を受け取れるというビジョンを示してほしかった。
だが、年金一元化を掲げた民主党の岡田代表の言葉は力がなく、期待感も持てなかった。前回、民主党に入れたのは、自民党は、派閥のリーダーの意見で党の方針が決められている印象だったから。
「それが小泉さんの登場で変わってきたと感じた」
その変化の兆しに賭けることにしたのだという。
江戸川区の男性会社員(45)も、最大の課題として「年金改革」をあげた。しかし、投票したのは前回の民主党ではなく自民党。理由は、「小泉首相に今までの自民党総裁とは違う決断力を感じた。保守的というイメージが変わったから」。郵政民営化が実現すれば、ほかの改革も進むのでは、という期待を感じている。
同じく自民党支持に転じた中央区の主婦(78)は「民主党は年金問題などで言っていることは良いが、実行できるか疑問」と話し、こう続けた。
「小泉さんは、郵政民営化を断固やり遂げるという姿勢がはっきりしていた。『刺客』を送り込む手法も政策のためには仕方ない」
一方、政治に関心が薄いとされる若い世代は、郵政民営化問題をきっかけに「選挙に興味を持った」という答えが目立った。
江東区内の自営業の男性(30)は「これまで投票したことがなかったが、選挙のことが騒がれて関心を持った。民主党がダメだというのではなく、郵政民営化に賛成だから」。
数年前から株式投資を始めているという千代田区の男性会社員(26)の理由は、もっと明快だった。「自民党に入れた理由はただひとつ。郵政民営化を早く実現してほしいから。民営化すれば株式市場も活性化する。私の1票を力にしたい」
(2005年9月12日4時10分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050911i525.htm
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