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(回答先: 自民大勝、絶対安定多数を突破 与党300議席超 【産経新聞】 現時点 310 【マスメディア洗脳実験成功に踊れ!】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 9 月 12 日 00:40:53)
与党圧勝、自民は絶対安定多数…政権基盤一気に強まる
第44回衆院選は11日投票が行われ、即日開票された。自民、公明両党の与党は合計300議席を超す圧勝となった。
特に、自民党は絶対安定多数(269)を上回った。小泉首相が最大の争点に据えた「郵政民営化」は有権者に信任され、首相の政権基盤が一気に強まった。郵政民営化関連法案は衆院選後の特別国会に再提出され、成立するのは確実な情勢だ。
一方、民主党は、公示前勢力を大きく割り込む惨敗となり、岡田代表は辞任する意向を明らかにした。
自民党は、衆院選で15年ぶりに単独過半数(241)を突破した。焦点となった280の自民・民主対決選挙区で民主党を大きく突き放した。前回2003年衆院選で民主党が強みをみせた首都圏や大阪などの都市部でも圧勝する勢いだ。比例選では、東京、近畿の両ブロックなどで民主党を上回る勢いを見せており、前回、民主党が占めた第1党の座を取り戻す勢いだ。
自民党の勝因は、先の通常国会で否決された同法案の是非を国民に問う、とした小泉首相が、都市部の無党派層から幅広い支持を集めたことだ。反対票組を公認せず、女性や公募新人らを対抗馬に立てる首相の手法が、自民党の刷新を印象づけた面も大きかった。自民党は、支持団体の力が衰える中、公明党から手厚い支援を受けた。
郵政民営化関連法案をめぐって事実上の分裂選挙となり、不利と見られていた33選挙区でも、反対票組と争った対抗馬が次々と当選を決めた。
公明党は、公認候補を立てた選挙区を9つに絞り込んだが、沖縄1区では敗れた。比例選では、自民党に対し、小選挙区候補を支援するのと引き換えに、「比例は公明党へ」などと働きかけ、自民党支持層への浸透を目指した。
これに対し、民主党は、過去最多となる289選挙区に公認候補を擁立し、政権公約(マニフェスト)で年金改革などを打ち出したが、改革イメージを示せなかった。支持基盤の弱さも露呈した。比例選でも無党派層の支持が広がらなかった。
一方、自民党から公認されなかった反対票組は、無所属、国民新党、新党日本に分かれたが、振るわなかった。共産、社民両党は、党勢回復は難しい情勢だ。
小泉首相は11日夜、報道各社のインタビューで、「国民は、私の郵政民営化を正論だと判断を下した。予想以上の成果だ」と語った。首相は03年衆院選に続いて勝利した。任期中に2回の衆院選を行い、政権を維持したのは、佐藤、中曽根両元首相に続くものだ。
首相は、20日にも召集される特別国会で首相に選出された後、現在の第2次改造内閣の閣僚を基本的に再任する形で、第3次内閣を発足させる。武部幹事長ら自民党執行部の顔ぶれも変えない方針だ。10月上旬に同法案の審議に入り、同月中にも成立させた後、内閣改造と自民党役員人事に踏み切り、政権の総仕上げに取り組む態勢を整えたい考えだ。
選出された衆院議員の任期は09年9月までだが、首相はインタビューで、「06年9月(の自民党総裁任期切れ)までが私の任期だ。それ以後(の続投)はない」と語った。だが、武部幹事長は11日夜、総裁任期延長に関して、「大事な課題になる」と述べた。07年夏の参院選を首相で戦うよう求める声が今後、党内で強まるのは必至だ。
岡田代表は11日夜、「リーダーはゴールを示して、達成できなければ、責任を取るのは当然だ」と述べ、敗北の責任を取って代表を辞任する意向を表明した。同党は今月下旬にも、党大会に代わる両院議員総会を開いて、新代表を選出する方向で検討に入った。
1996年結党の同党は、00年と03年の衆院選で躍進したが、今回の惨敗で抜本的な建て直しを迫られる。党の先行きを悲観する見方が党内に広がれば、代表選びで混乱する事態も想定される。
(2005年9月12日0時52分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050911it14.htm
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