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(回答先: 反日拡大 露、戦勝記念日法制化も 「北方領土占領は侵略への罰」(産経) 投稿者 スタン反戦 日時 2005 年 9 月 30 日 06:45:27)
北方四島に固執するのはよくない、千島列島全てが固有の日本領土でこれらをすべて返せと訴えることが重要と先日の赤旗で共産党指導部は書いておった。
歴史的に正しい主張なのかは私は知らないが。まあ外交として、要求は最大限、それを元に、双方妥協というのが常道なわけで、最初から北方四島返せがこちらの最大限の要求であれば、当然得られる結果はそれ以下であろう。
ところで、敗戦国というのはまことに惨めなもので、例えその民族が「固有の領土」と思っている土地であろうが、戦勝国に削られてしまうというのが、歴史的にみれば、当たり前なことである。ドイツなども大戦後、かなりの「固有の領土」を削られて面積は大幅に縮小、そこに住んでいたドイツ人などもほとんどがドイツに追放された。
しかし、シュレーダー・ドイツ首相は戦後60年にあたり、それら追放されたドイツ人の問題は、全てはナチスに責任があることを明確にし、ドイツとして何ら他国に請求は行わない事を宣言している。
そういう事実があるからロシア側が「北方領土占領は侵略への罰」という主張を行うのもいわば当然なのかもしれない。「お前らもナチの仲間だっただろう。そんな奴らは罰を受けて当たり前だ。ドイツ人だってそれを受け入れている」、ロシア人ならそう思うであろうことが推測できる。
ちなみに、私個人としては、北方四島は固有の領土、尖閣諸島、竹島もこれまた固有の領土とは思うが、しかし、いかんせんわが国は敗戦国、しかも極悪非道の戦争犯罪を行った大日本帝国の後継国である。国際司法の場に訴えて領土が確保できるのならそれでよいのだが、それが不可能なのであれば、多少の島が領土から削られたとしても、我が身の至らなさを反省するしかないと思っている。
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