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(回答先: 【権力独裁に味をしめた、小泉純一郎のマスターベーション、ナルシスト選挙】 自民、単独過半数も 党独自調査 【産経新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 8 月 27 日 05:14:01)
自民、比例上位に女性・著名人 「手形乱発」地方に不満
八代氏の優遇検討/造反組対応で苦慮
衆院選公示が三十日に迫り、各党は比例代表の名簿づくりの最終調整に入った。自民党は、小泉純一郎首相の肝いりで擁立した女性や著名人を軒並み名簿上位に登載するほか、反対派で「自公協力」のため選挙区からの立候補を断念した八代英太氏も比例代表東京ブロックで優遇する方向で検討に入った。しかし、議席の「約束手形」を乱発、「ダブルスタンダード」もいとわない執行部の手法に地方から不満の声があがっている。一方、民主党は「小泉流」に対抗、例外扱いで比例単独の目玉候補擁立に動き出した。
選挙区の候補者擁立を短期間で進めた自民党執行部が活用したのが「比例カード」だ。反対派の対抗馬として、選挙区に縁の薄い女性の「落下傘候補」を多数擁立したこともあり、全国で十一の比例代表ブロックの上位に「女性枠」を設ける。
女性枠では、片山さつき氏(46)ら十二人前後が上位登載される方向だ。東北など女性枠の候補がいないブロックがある一方、東海ブロックでは三人が女性枠にひしめく。また、国際政治が専門の猪口邦子氏(53)や、新潟県中越地震当時の旧山古志村村長、長島忠美氏(54)は、それぞれ自民党の外交政策や防災対策を訴える「特命」を大義名分に比例単独出馬となる。
与党内の選挙区調整でも「比例上位」を乱発した。選挙地盤が重なる自民党候補を交互に選挙区と比例代表に振り分ける「コスタリカ方式」で最低七人の前議員が比例単独で立候補するほか、公明党との選挙協力で比例単独となる前職もいる。自民党は比例単独を認めない原則を打ち出したが、結果的に「例外」候補が名簿上位にひしめき合うことになる。
その結果、党内では「比例代表との重複立候補で救済される門戸が狭まる」(若手)と不満が渦巻く。中でも執行部が頭を悩ませているのは、郵政民営化関連法案の造反組への対応だ。
棄権した柳本卓治氏(60)の場合、出馬を目指した大阪3区で公明党とぶつかったため、自民党は柳本氏に出馬を断念させる代わりに比例単独として名簿登載での優遇を約束した。だが、柳本氏と同じ近畿ブロックの候補予定者からは「賛成票を投じた者より、造反者が優遇されるのはおかしい」との批判が噴出。
それ以上に対応が難しいのが反対派の八代英太氏(68)。八代氏は本来なら非公認扱いだが、出馬を目指した東京12区を公明党の候補予定者に譲った。公明党との選挙協力を重視する自民党に恩を売った八代氏は「私の決断を党がどう受け止めるかだ」と述べ、党本部も検討に入った。しかし、八代氏を特別扱いにすれば、首相が「郵政選挙」と位置づける衆院選の大義が失われかねない。
一方、民主党はこれまで比例単独出馬や名簿順位の優遇を認めず、同一順位で選挙区と重複立候補させることを原則としてきたが、今回は方針を転換。背景には、このままでは政権交代はおろか、前回衆院選で確保した「比例第一党」の座も揺らぎかねないとの危機感がある。
北海道ブロックで、かつて全国最年少町長として注目された逢坂誠二ニセコ町長(46)を単独一位とする方針を決めたのが第一弾だが、「理念もなく有名人をかき集めるという手法をとらない」(岡田克也代表)としてきたため出遅れは否めず、目ぼしい持ち駒は少ない。今秋の知事選への不出馬を表明した浅野史郎宮城県知事も目玉候補として浮上したが、調整は不調に終わった。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/27iti001.htm
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