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(回答先: 岡山 平沼氏に対抗馬「どんな人」陣営戸惑う 【読売新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 8 月 21 日 05:07:55)
2005衆院選 2区小西氏支援自民県連撤回 分裂選突入は必至
2区公認の藤井氏会見「改革推進訴える」
記者会見する藤井氏
会議の途中で退席し、報道陣の質問に答える小西前議員
「本部の決定には逆らえない」「心情的には応援したいが……」――。衆院選滋賀2区で、自民党本部が郵政民営化関連法案に反対した前議員・小西理氏(46)に対する“刺客”を決めたことを受け、20日の役員会で、小西氏支援の方針撤回を決めた党県連。小西氏を支える党員には離党を促すほか、除名処分も検討するという。ただ、2区には「離党してでも小西氏を応援する」との声もあり、自民党が分裂選挙に突入するのは確実となった。
午後4時からJR大津駅前のビルで開かれた役員会には、滋賀1〜4区の役員ら約50人が出席。農相として海外出張中の岩永峯一会長は欠席した。
11日の党県連役員会では「小西氏が非公認となっても県連独自で推薦する」「本部の公認候補は支援しない」との方針を決めていた。しかし、19日になって党本部が、元自治相秘書官で新人の藤井勇治氏(55)を公認候補として発表し、状況が一変した。
役員会では「県連会長の帰国を待って、対応を決めればいい」「21日には小西氏の事務所開きもある。本日中に県連の態度を明確にしてもらいたい」など、約2時間半にわたって様々な意見が飛び交った。結局、「出席している役員が結論に責任を持つ」として方針変更を決めた。
分裂選挙が確実となったことについて、会見した三浦治雄・県連幹事長は「2区のみなさんが小西さんと一緒に離党してまで突き進んでいくかどうかだ。県連としては見守る」と苦渋の表情。ただ、離党せずに小西氏を支援した場合は「組織として、除名などの処分をせざるをえない」と語った。
また、藤井氏への対応について、県連の選対本部長を務める山下英利・参院議員は「党本部が決めた候補で県連は関与していない。具体的な指示を待たなければならないが、無視するというわけにはいかない」と話し、「心情的には複雑だが、選対本部長としての立場で割り切って考えなければならない」と話した。
党県2区支部長の小西氏も役員会に出席したが、途中で退席し、「どんな状況になっても、支援してくれる人のために挑戦する」と述べた。陣営幹部は20日夜、「今は何もお話できない」とし、事務所は緊張した雰囲気に包まれた。
衆院選滋賀2区から自民党公認で立候補する藤井勇治氏が20日、県庁で記者会見し、「郵政民営化賛成を全面に打ち出し、改革推進を訴えていきたい」と決意を述べた。
藤井氏は、衆院解散の数日後に党幹部から出馬の打診があったことを明かしたうえで「地元を回って、『湖北から国会議員を』という期待も感じた。郷土づくり、新しい滋賀のために決断した」と語った。
2区で自民党が分裂状態となっていることについては「厳しい戦いになるが、郵政民営化に賛成か反対かを決める〈国民投票〉が今回の選挙。2区での賛成は私1人」とし、このあとの彦根市役所での会見では「小西氏は民営化そのものは必要と主張しているようだが、それは方便に過ぎない。賛成の私と反対の小西氏のどちらを選ぶか、有権者に問う」と述べた。
2区では藤井、小西氏の他に、民主党前議員の田島一成氏(43)、共産党新人の丸岡和世氏(54)が立候補予定。
(2005年8月21日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news002.htm
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