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(回答先: 「『弱者切り捨て』の小泉政治」「造反議員 今こそ自民と決別の時」「民主が温かい政治実行」−小沢一郎 投稿者 kaname 日時 2005 年 8 月 18 日 04:16:09)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050817-00000188-jij-pol
場しのぎの「綿貫新党」=ちらつく小沢氏の影
綿貫民輔元衆院議長らが17日、衆院選に当たり新党結成に踏み切り、自民分裂の構図がさらに鮮明になった。執行部の対抗馬擁立で追い込まれた揚げ句の苦渋の決断だが、選挙結果次第では「政局のキャスチングボートを握れる」との思惑もにじむ。「綿貫新党」には民主党の小沢一郎副代表の影もちらつき、政界は流動化の兆しを見せ始めた。
「長年党に尽くしたのにはじき出すのは許せない」。綿貫氏は17日の新党結成の記者会見で、執行部へのうらみを漏らし、沈痛なムードが漂った。新党参加者はわずか5人。政党に必須の綱領や政策の発表もなく、急場しのぎの感は否めない。会見は実質15分程度で打ち切られた。郵政民営化反対派が新党結成を決断したのは、小選挙区で落選した場合の保険として、比例代表との重複立候補を可能にしたいという現実的判断からだ。実際、亀井静香氏は広島県内の複数の小選挙区に新人擁立を検討、「比例票の上積みで生き残りに必死」(関係者)という。ただ、「選挙互助会」の色彩が濃く、自民党内の反応は「新党『抜け殻』と名付けては。あのメンバーでは支持は集まらない」(森派幹部)と極めて冷ややかだ。綿貫氏の事務所にも地元から抗議の電話が殺到し、前途はかなり厳しい。こうした中、民主党の田村秀昭参院議員の新党参加に関しては「背後に小沢さんがいるのは間違いない」(民主党関係者)との見方が広がっている。田村氏は小沢氏に近く、旧新生党時代から行動を共にしている。一方、自民党旧田中派以来の綿貫、小沢両氏の関係も続いているとされ、自民党内では「解散前に小沢氏と綿貫氏が話をし、民主党から新党に3人加わるとの話ができていた」との怪情報も流れている。与党と民主党がともに過半数を取れなかった場合、綿貫新党の行方がカギを握るケースも想定されるだけに、「選挙後はどんな政界再編があるか分からない」(閣僚経験者)と警戒する声も聞かれる。(了)
(時事通信) - 8月17日23時2分更新
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