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(回答先: 大分 「刺客」佐藤錬氏 公明に支援要請 1区自民県連、対応追われる 【読売新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 8 月 17 日 05:21:38)
2005衆院選 自民分裂「戦況読めない」
自民党が造反議員の対抗馬として、1区で鍵田忠兵衛・前奈良市長、2区で高市早苗・元議員を公認候補に決定したのを受け、両選挙区とも、4人が激突する対決の構図がほぼ固まった。「戦況が読めない混戦状態」(自民党県連幹部)になるのは必至で、16日には1区の鍵田氏が記者会見し、法案に反対票を投じた森岡正宏・前議員を痛烈に批判。森岡氏も反論と釈明を繰り返すなど、早くも“舌戦”を展開した。野党陣営も、自民党の分裂に乗じて、勝機をうかがう。
自民党県議だった鍵田氏は、過去2回の衆院選で森岡氏を応援。しかし、離党して挑んだ昨年9月と今年7月の市長選で、森岡氏がいずれも対抗馬を支援したことで敵対関係になり、今回の衆院選で、決着をつけることになった。
記者会見で、鍵田氏は「国レベルから奈良市の改革をやりたい」と出馬の動機を説明。郵政民営化関連法案には「大いに賛成する」と述べた。森岡氏の行動については、「国民の考えを推し量り、柔軟に考えるべきだった。小泉改革の目玉に反対した判断は解せず、森岡さんも抵抗勢力ではないか」と切り捨てる。
これに対し、森岡氏は先月の市長選で落選したばかりの鍵田氏を非難。「市長選に落ちて、国政に出るというのは理解に苦しむ。市長と国会議員は目指す方向が違う」とし、自らの造反については、「中身が悪いから法案に反対した。小泉首相の構造改革を支えてきた私は抵抗勢力ではない」と弁解する。
野党サイドは冷ややかだ。民主党の馬淵澄夫・前議員は「誰が相手になっても、きちんと政策を伝えた方が勝つ」と強調。共産党新人の細野歩氏は「鍵田氏の変わり身の早さにあきれる。自民党が、市長選で対決した鍵田氏を公認するとは」と首をかしげる。
一方、2区では互いに気をつかう奇妙な空気も。高市早苗・元議員は、滝実・前議員と長年の付き合いがあっただけに、この日、党本部で報道陣に対し、「敵は滝さんではなく、民主党。小泉改革を完成させるために、精いっぱい戦う」と複雑な表情で語った。
2区の党支部長会は同日、高市氏を公認候補として認めたが、支部長として出席していた滝氏は「今の情勢では当然の話で、(高市氏公認は)想定の範囲内」と淡々と語った。2区幹事長の新谷紘一県議は「苦渋の選択だ。滝先生にはお世話になっただけに、断腸の思い」と厳しい表情を浮かべていた。
(2005年8月17日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news001.htm
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