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(回答先: 亀井氏、派閥会長辞任の意向 (産経新聞) 投稿者 路傍の石 日時 2005 年 8 月 15 日 22:28:47)
亀井氏が会長辞任、反対票組で新党の可能性も
自民党亀井派会長の亀井静香・元政調会長は15日、同派会長を辞任した。
郵政民営化関連法案採決で反対派の中核となった亀井派は、衆院選で党から公認されない反対票組と、賛成票組に二分されており、亀井氏の会長辞任で分裂の方向が強まった。今後、亀井氏が反対票組による新党結成に動く可能性も出ている。この約1年間に派閥会長の辞任は橋本派会長の橋本元首相、堀内派会長の堀内光雄・前総務会長と相次いでおり、派閥の衰退が浮き彫りとなっている。
亀井氏は15日、亀井派事務所で、伊吹文明・同派会長代行に会長辞任の意向を伝えた。その後、記者団に「志帥会(亀井派)会長として、(小泉首相の)こんな恐怖政治、強権政治を阻止できず、派閥のみんなを非常に厳しい状況に置いた。責任を感じて私は辞めることにした」と述べた。ただ、同派に引き続きとどまる意向も示した。
衆参両院の法案採決では、同派47人(採決当時)のうち、衆院で12人、参院で12人が反対した。亀井氏は、首相が「法案否決なら衆院解散」との構えを示していたにもかかわらず、「解散できるわけがない」などと公言し、法案反対の多数派工作を主導した。
衆院解散後、同派の賛成票組と反対票組は、互いに選挙応援しないことを確認し、同派は分裂状態で選挙戦に臨むことになった。首相が郵政民営化を衆院選最大の争点と位置付ける中、賛成票組の若手からは「亀井派では選挙を戦えない」との声が強まっていた。
一方、反対票組は党から公認されない上、党執行部が擁立した対抗馬との対決を強いられるなど、厳しい立場に追い込まれている。
亀井氏の会長辞任は、法案採決をきっかけに同派が分裂状態に陥るなどの混乱を招いた責任を取ったものだ。
亀井氏は現在、反対票組の綿貫民輔・元衆院議長(旧橋本派)や亀井久興・前議員(河野グループ)らと新党結成を模索している。会長辞任で、こうした動きが加速する可能性も出ている。
亀井派は当面、賛成票組である伊吹氏と谷津義男・元農相らを中心とする集団指導体制となる方向だ。伊吹氏は15日夕、京都市内で記者会見し「急きょ新会長を決めるのなら、私を含めて誰かが選ばれるかもしれないが、(衆院選前は)難しい」と述べた。反対票組は、衆院選後に追加公認されるメドが立っていないことから、新会長は、伊吹氏ら賛成票組から選ばれる見通しだ。
会長が辞任している旧橋本派、旧堀内派も後任会長が決まっていない。また、小里グループ会長の小里貞利・元総務会長も政界引退を表明しており、選挙結果によっては、同党の派閥再編につながる可能性もある。
(読売新聞) - 8月15日23時53分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050815-00000183-jij-pol
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