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(回答先: なぜ、郵政民営化に賛成の人が増えるのでしょう？ 投稿者 考察者Ｋ 日時 2005 年 8 月 15 日 22:08:36)
バラエティやワイドショーにチャンネルを合わせると、テリー伊藤などが郵政民営化しないと日本はとんでもないことになる、これに反対する方がおかしい、と口角泡を飛ばしている。
解散をした小泉さんはえらい、民営化することはいいことだ、小さな政府に賛成、野党はだらしない、存在感がない、などと朝から晩まで耳元でささやかれれば、自分たちに関係ないことと思い込んでいる国民の大多数は、反射的に郵政民営化は正しいこと、それに反対するのはおかしい、と思い込んでも不思議ではない。
小生は、Kさんが書かれている3つの理由の中の第3の「何も考えていない人（みんなが改革が必要だと言っているので必要だと思っている人）」の人がほとんどだと思っています。
「大多数の人は論理的な考察能力が無い」というよりも、考察することが面倒なのでしょう。
身近な問題として、たとえば大増税や不況、汚職などで問題化しなければ、切実な問題と考えないし、自分のこととして考えようとしない。
よくはわからないが、大多数の人が（TVや新聞の中で）郵政民営化は正しいこと、小泉は正しいことを主張していると連日報道しているのだから、自分も賛成しよう――そんなところでしょう。
こうしたマインドコントロールをどう解きほぐすか。
その具体的なプランを考えることが当面の課題ではないでしょうか。
かなり徒労感の高い作業ですが。
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