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(回答先: 民主党の郵政マニフェスト案はシンプルで、内容も適切と思われる 投稿者 ODA ウォッチャーズ 日時 2005 年 8 月 13 日 23:02:59)
旧勘定は機構で公務員が管理し、従来通り国債等の安全度の高い資産で運用され
る。
民営化後の新勘定には現在の通常貯金が移行されるが、定期性預金は0から始ま
るはず。通常貯金の運用はコール市場が主となるだろうから、短期金融市場に歪
みが出るのではないか?
旧勘定は10年掛けて漸次減少することになるが、その間に民間銀行の不良債権問
題が解決するはずで、民間で必要な資金は民間銀行の信用創造で十分賄うことが
できる。現在ですら民間銀行は貸し出し増に苦労している。この原因は金融以外
の現実の生産活動が低迷していることにある。郵政民営化したからといって解決
する問題ではない。
そもそも「ある金融機関から他の金融機関に資金が移動」してもGDPの増加には
結びつかない。「官から民へ資金を」と壊れたテープレコーダーのように繰り返
す民営化論者たちは、どう考えているのだろうか。
郵貯、簡保のシステムは戦後高度成長を支えた優れたものであったが、現在の過
剰資本体質下では、ここまで巨大である必要はない。縮小させるには民主党案の
ように(名寄せの徹底と共に)預け入れ限度を順次下げてゆけばよいわけで、公
社のままでもできる話である。
ここまで民営化にこだわるのは、別の目的があると考えるのが自然であろう。
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