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(回答先: 対小泉に戦術を絞るのは、小泉の幻術にはまる可能性が大きいのでは? 投稿者 南青山 日時 2005 年 8 月 12 日 22:30:33)
>南青山さん ご意見どうもです。
Kの考えでは「まずは、自民党の都合よりも、生活者の立場に立って信念に従って反対投票をした議員を救済するべき」だろうと思います。
これは、Kが反対論者だからと言うことではありません。
民営化の是非はともかくとして、生活者の味方を表明した者を生活者が見捨ててはいけないと言う事です。
仮に、民営化が必要だとしても「反対議員は真剣に考えた結論として自民党の都合より、生活者を選んだのです。」
ミスは誰にでもありますが、結果的にそれがミスであっても「良かれと思って、生活者の味方に立ってくれた議員に対しては、今度は生活者、労働者が借りを返さなければいけないのです」
そうでなければ、今後は全ての議員が「党の決定には絶対服従、生活者に対して配意しても馬鹿を見るだけ」という風潮になってしまいます。
一部には既得権益を守るための抵抗勢力という見方をする人もいますが、それは間違いでしょう。自民党公認と公明組織票を敵に回して闘うならば、適当なところで折れるはずです。それが最後まで折れなかったと言う事は「その行動原理は損得勘定を超えたモノだった。」と言う事だろうとKは思います。
Kの言う民主党の資質が問われるとは、「ギリギリの一線で生活者の視点に立てるか?否か?」と言う事です。例えば共産党は立てませんでした。共産党の戦略は結果的に野党分裂を生み、自民党の勝利に繋がったのです。
今回の選挙で民主党が党の勝利だけにこだわり、生活者の思いより、党勢の拡大に戦術を絞るのならば、自民党の賛成議員(信念を持って賛成した議員は除きます)と同じと言うことです。
そんな党ならば、勝つだけ無駄です。自民という看板が民主に掛け替えられたと言う事だけで「生活者に明るい展望などない」という絶望的閉塞感から不景気にもニート問題にも悪い影響しかでないでしょう。それならば、小泉氏以外の自民政権の存続の方がまだ外向的に信用度が高いだけマシなくらいです。
民主党には中枢部に今回小泉氏が取ったことと全く同じ手法を行った、社会党を事実上滅ぼした赤松元社会党書記長がいます。
それを考えれば、人間的な感情には配意せずに機械的な合理主義での「切り捨て政策に走る土壌はできあがっている」のです。
その事から、脱する事が出来るのか?生活者の視点に立って生活者の味方になりうるのか?が問われているのです。野合ではなく、アメリカに隷属するのか?国民のために政治を行うのかの別れ目なのです。
すでに、明確な政治的差異がない自民、民主ですから、いずれ政界再編になるのでしょうが、そこが区切りになるのだろうとKは思っています。
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