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(回答先: 対抗馬支援なら処分 自民岐阜 党本部に反旗 造反組も独自公認 一部は猛反発 【読売新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 8 月 11 日 18:01:25)
首相、造反全員に対抗候補擁立確認〜宮崎、鹿児島県連反発
小泉首相は１０日、自民党の武部幹事長、二階俊博総務局長と首相官邸で会談し、公明党が公認候補を立てる９小選挙区以外は、全選挙区に候補を擁立する方針を確認した。
郵政民営化関連法案に反対票を投じた小林興起・前議員の東京１０区で小池環境相を擁立するのに続き、造反組全員に例外なく対抗馬を立てる考えを明らかにしたものだ。これに関連し、自民党幹部は同日、記者団に「法案に反対した３７人は当選してきても追加公認しない」との考えを示した。
造反組への対抗馬としては自見庄三郎・元郵政相の福岡１０区に西川京子・前衆院議員（比例九州）、森岡正宏・前衆院議員の奈良１区に鍵田忠兵衛・前奈良市長、山口俊一・前衆院議員の徳島２区に七条明・前衆院議員らが具体的に浮上している。
このほかにも川口順子首相補佐官（前外相）、中山恭子・元内閣官房参与らの名前が「リストアップされている」（自民党関係者）という。
◆宮崎３、鹿児島５区で「賛成」派新人が公認申請へ
郵政民営化「造反組」を抱える宮崎３区、鹿児島５区で、ともに２００３年の前回衆院選で落選した新人が１０日、自民党に公認申請する意向を明らかにした。
両新人とも民営化賛成の立場を強調しているが、宮崎、鹿児島両県連は造反組の前議員を支援する方針だ。両新人には、造反組に対抗馬を立てる党本部から立候補の打診があったとみられ、両県連は「中央からの押しつけは受け入れられない」と猛反発している。
宮崎３区に立候補を予定している元経済産業省課長・持永哲志氏（４５）は１１日、自民党に公認申請する。しかし党宮崎県連は、法案に反対した古川禎久氏（４０）を支援する考えだ。
県連は１３日、選対委員会を開き、〈１〉両氏とも党本部に公認申請しない〈２〉県連は法案反対の立場で、古川氏を独自に推薦する――ことを決める見通し。
持永氏は自民党関係者から非公式に出馬を打診されており、県連の川添睦身会長は「落下傘候補を押しつけられても困る。古川氏支援を貫く」と述べた。
この日、同県都城市で会見した持永氏は「衆院選の争点は郵政民営化を中心とする小泉構造改革。私は郵政民営化賛成で、自民党から立候補するのが最適と判断した」と述べた。
鹿児島５区では、弁護士の米（よね）正剛氏（５１）（東京都世田谷区）が１０日、「小泉構造改革を推進するため、自民党の公認がもらえれば立候補したい」と表明した。だが、こちらも党鹿児島県連は法案に反対票を投じた森山裕氏（６０）の公認申請を優先する。
米氏は同日、鹿児島市の県連本部で公認申請手続きの説明を受けた。党員しか申請できないため、５区の県連鹿屋市支部で入党手続きを行おうとしたが、支部が難色を示し、入党申込書を「預かり」とした。
県連は１１日、選対常任委員会を開き、党本部へ申請する公認候補を決める予定で、米氏は「このままでは手続きが間に合わない。党本部に相談したい」として１０日夕、上京した。
米氏は党本部から出馬要請があったかどうかは「言えない」としているが、県連は小泉首相の造反組つぶしに反発しており、同支部長の山田宏之県議は「５区の自民党衆院議員は森山氏だけ。小選挙区に自民党から２人出るのは理屈が通らない」と話している。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_05081101.htm
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