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(回答先: 『郵政』総選挙 自民執行部と地元対立 【東京新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 8 月 11 日 17:13:17)
対抗馬支援なら処分 自民岐阜 党本部に反旗 造反組も独自公認 一部は猛反発
郵政民営化関連法案に反対した前議員3人を擁する自民党岐阜県連は10日、執行部会を開き、党公認候補以外でも、県連独自に公認・推薦できる規定を県連規約に盛り込むことを決めた。反対派を非公認としたうえ、選挙区に対立候補を立てる方針を決めた党本部への事実上の対抗措置だ。県連は、対立候補を支援した場合も処分することを申し合わせるなど、党本部への対決姿勢を鮮明にした。一方、一部の前議員は「党公認候補を応援しなければ党紀違反」と主張、県連内部の亀裂が浮き彫りになった。
この日午前11時から開かれた執行部会には、解散後初めて地元に戻った元郵政相野田聖子さん(44)(岐阜1区)、県連会長古屋圭司さん(52)(岐阜5区)の「造反組」2人が出席。欠席したもう1人の反対派である元運輸相藤井孝男さん(62)(岐阜4区)を含め、県選出の6人全員を党本部に公認申請することを正式に決めた。
この後、県連独自に候補者を公認・推薦し、応援できるよう、規約を改正。党本部が擁立した対立候補を応援した場合は、処分することを申し合わせた。
ところが、執行部会では拍手をしない出席者もおり、県連内の意思統一が図れていない実態も。コスタリカ方式が崩れ、同じ選挙区で藤井さんと争う可能性が高い元行政改革相金子一義さん(62)(比例東海)は、「党本部と県連が別々の候補者を公認するのは問題だ」と異論を唱え、執行部の提案に同調しなかった。
終了後、猫田孝幹事長は「6人とも県連に貢献してきた。平等に応援する態勢を築く」と強調。有力な対立候補の擁立が取りざたされている野田さんは、岐阜市内の後援会事務所前で、「厳しい選挙となるが、皆さんを信じて戦っていきたい」と話した。金子さんの発言にも、「仲間だったのに、分裂させられた。(党本部の方針が)金子さんにあんなことを言わせ、残念でならない」とかばった。
地元の同県恵那市に戻った古屋さんは、「試練を乗り越えてこそ強い政治家になれる」と自らに言い聞かせるように話した。
しかし、金子さんは、こうした県連の対応には納得せず、地元の高山市役所などで、「国会議員の公認権を持つのは党本部。今後の選挙にしこりを残す」と批判を繰り返した。岐阜県連の対応について、同党本部の幹部は10日夜、「規約を改正して、県連として公認するということはできない。ポスターに書くこともできない。国政選挙なんだから」と語った。
一方、同党愛知県連の寺西学会長代理は10日の会見で、愛知7区から立候補するとみられる反対派の前議員、青山丘さん(64)(比例東海)について、「党本部の方針に変更がない限り、県連は公認申請しない」との考えを示した。
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/050811_1.htm
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