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(回答先: 公明・冬柴幹事長、地元で朝立ち 直接支持訴える 【産経新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 8 月 09 日 21:45:37)
公認“踏み絵”重く 大阪府連・柳本会長、辞任も示唆
「反対者は非公認、棄権・欠席者は『賛成』を確認した上で」−。郵政民営化関連法案を発端とした今回の衆院選では、小泉純一郎首相が自民党公認の条件として法案造反者に掲げた“踏み絵”が、同党の各都道府県連にも重くのしかかる。特に、同党大阪府連では、府連会長自らが法案の衆院採決で棄権し、公認を受けられるか不透明な情勢。会長職の立場を問う声もあがるなかで選挙戦に突入する。
「法案に反対した議員は内閣の役職を辞している」。解散前日の七日、大阪府連の幹部・役員合同会議では、採決を棄権した府連会長、柳本卓治氏（比例近畿、亀井派）の立場を問う声があがった。柳本氏自身、公認が得られない場合は会長辞任を示唆している。
府連の選対委員長でもある柳本氏の公認問題は、党本部の政治倫理審査会や党紀委員会の結果次第となる。府連サイドでは、会長職が取りざたされるのは好ましい状況ではないが、選挙戦への影響はない、と楽観視するむきもある。
当の柳本氏は「公認については党本部が決めること」としながら、「私の土壌は大阪３区。地元の方々の支持は私にとって宝物だ。ぜひ小選挙区で出馬したい」と意欲を示す。ただ、同区で対抗馬となりそうなのは、公明党の前職。解散を受けて府連が八日、発表した談話が幹事長名で出されたことも、柳本氏の置かれた微妙な立場を物語っていた。
また、大阪２区の左藤章氏（堀内派）は採決で反対票を投じたが、府連では「誰でもいいから出したとして、それで選挙に勝てるのか」と、身内に対抗馬を擁立する構えの党中央の方針を疑問視する意見もある。「小泉さんがいつまでもつかも考えないと」と、冷めた声も聞かれる。
「会長職や候補者の問題も今後の議論」（府連幹部）。府連は、緊急の選対会議を十一日に招集して対応を協議する方針だ。
一方、採決に反対した議員でも、支援に前向きな姿勢をみせる県連もある。自民党鳥取県連は、前職の川上義博氏（鳥取２区、亀井派）の処遇について「推薦、支持も選択肢の一つ。十日の会合で議論する」と前向きな反応。県連関係者は「川上氏の議員としてのこれまでの活動は認められるし、郵政法案では政府側の手法に問題があった」と話した。
http://www.sankei.co.jp/news/evening/10nat002.htm
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