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日共・松竹が自己批判 (革マル派「解放」1867号):日共内部の事情
http://www.asyura2.com/0505/senkyo10/msg/612.html
投稿者 竹中半兵衛 日時 2005 年 7 月 22 日 17:25:00: 0iYhrg5rK5QpI
 

(回答先: 執行部にいたときは見えなかったものが外れたら見えるようになったというわけ? 投稿者 あっしら 日時 2005 年 7 月 22 日 14:09:14)

あっしらさん、久しぶりです。
筆坂もすでにロートルだろうけども、セクハラを口実として単に幹部からの降格されただけとしても、降格当時は日共の綱領改定が眼前に迫っていて自衛隊合憲、天皇制容認を不破・志位がぬけぬけと語っていた背景があります。
そのときの筆坂の立場がどうだったのか、これを明らかにせず単にセクハラで処分したとのみ公表したところにヒントがあると思います。筆坂セクハラ事件はいまだに謎だと思います。

また、最近の「解放」を読んでみると日共に対する自衛隊・憲法問題でのイデオロギー闘争に追い詰められ、返答に窮しまくり、「党運営」に混乱をきたしているのが実情でしょう。おまけに選挙では敗北しているのに不破・志位指導部は居直りを決め込んでいる。実際問題として「党運営」どころじゃない。党が音を立ててバラバラに崩壊しつつある。穿った見方でいえば、筆坂はこの混乱を機会に、長年身をささげてきたけど除名はまぬかれていたとしてもウダツがあがらぬわけで恨みは相当あったでしょうな。そこで共産党に見切りをつけ、筆坂は離党した、ってのが実情じゃないでしょうかね。ま、「カス」かどうかは今後の身の振り方を見なけりゃわかりませんが。この手の(長年共産党に在籍した)連中が共産党の対極に移行し熱心な反共宣伝をはじめた例は挙げるまでもなく衆知のところ。離党したとはいえ内部事情は格別に詳しいわけで、どこへ情報が齎されるか。共産党もこれで息の根をとめられる羽目になるかも。

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日共・松竹が自己批判 (革マル派「解放」1867号)

http://www.jrcl.org/liber/l1867.htm

(「解放」http://www.jrcl.org/

日共・松竹が自己批判

自衛隊は違憲と明記しなかったのは誤り=H

不破=志位の官僚的のりきり策

 転向スターリン主義党の不破=志位指導部が、断末魔の叫びをあげはじめた!「憲法と自衛隊との共存」論の犯罪性を暴き弾劾するわが革命的左翼のイデオロギー的砲火のまえに、代々木中央はノックダウンし、ついに白旗を掲げたのである。日本共産党が発行する『議会と自治体』第八四号(五月号)に掲載された、党政策委員会・松竹伸幸の自己批判文=i「前号『九条改悪反対を全国的規模でたたかうために』に関連して」写真参照)こそ、屈服の紋章にほかならない。
 「〔前号の松竹論文にたいして〕憲法や自衛隊の問題で日本共産党の見解が変わったのか、などの疑問も寄せられています。」
 「前号論文のなかには、自衛隊が憲法違反であると明記された箇所がありません。それを明記しないまま、『自衛権や自衛隊に反対しているわけではありません。むしろ、自衛隊は活用しようというのが、私たちの現在の立場です』とのべ、海外で戦争する国にすることに反対する一致点をつくろうと提起しています。これは、自衛隊は違憲であるという見地を堅持し、それを一貫して主張すべきとする日本共産党の基本的な見地と異なるものでした。」
 「自衛隊が憲法違反であると明記された箇所がありません」だと! 『議会と自治体』第八三号において松竹は、「自衛隊はできるだけ持たないようにしようとか、侵略に対抗するのに自衛隊を使わない方がいいとか、そんなことで一致点をひろげるのでは」なく、「自衛隊を活用するという点では気持ちを共有していることを、率直に表明するのです」などと書きなぐった。この駄文は、ほかならぬ日共議長・不破のご託宣――「憲法と自衛隊との共存」「国内と海外での平和的活用」――を党員むけにわかりやすく♂説したものだ。
 不破式「共存・活用」論の反動性を間髪おかず徹底的に暴露したわが同盟のイデオロギー闘争によって、日共党内に不破=志位指導部にたいする疑問・反発が広範にうみだされている。「本当にこんなことを言っているのか?!」「『共存』なんて言う奴は変質者だ!」……党内の大動揺にアワを食った不破が、彼ら下部党員を懐柔しダマクラカスために、トカゲのシッポ切りよろしく松竹に自己批判≠強要し、党としては自衛隊は違憲であり解消すべきという立場なのヨ≠ニいう「党の基本的な見地」なるものをおしだしてみせた、というわけだ。これぞわが革命的批判の物質力に震えあがった代々木中央の悲鳴よ!
 松竹の自己批判≠ニ軌を一にして、四月二十六日に「憲法改悪反対闘争促進のための全国交流会」と称する全国党機関・支部代表を集めた内部固め≠ェおこなわれた。この場で憲法改悪反対闘争本部長・上田耕一郎が「党の二重の役割」(三中総でうちだされたそれ)を発揮せよ、とアジテーション。大阪代表などが「革マル派は、日本共産党打倒をかかげ、九・一一テロを礼賛しているなど、共闘の対象とはなりえない」などということを、ことさらにガナリたてた(「しんぶん赤旗」四月二十八日付の「学習・党活動のページ」)。
 これほどまでに不破=志位指導部は、わが同盟の革命的批判とその日共党内への浸透を急迫不正の侵害≠セと感覚して、官僚的自己保身の虜になっているのだ。だからこそ、三中総(四月六〜七日開催)の幹部会報告においては「党の二重の役割」なるものをもちだした。「政治的立場、思想・信条の違いをこえて、憲法改悪反対の一点での共同を広くつくりあげていくための役割」と、「党の独自の政治的役割」とを区別。後者の立場では「憲法九条の完全実施(自衛隊の解消)」という方針を「広く明らかにしていく」とか、「憲法改悪反対のたたかいと結びつけて……『日米同盟』の侵略的変質に反対し、日米安保条約廃棄の世論と運動を広げる」とかということを党内むけにアピール。これが下部党員を丸めこむためののりきり策。姑息ななしくずし! 松竹は、三中総でうちだされたこの弥縫策にのっとって自己批判文≠書かされたというわけだ。
 だが、こんなツギアテでは何の役にもたたない。松竹が自己批判≠フ最後に「あらためて強調」していることはといえば、「九条反対のたたかいは、〔自衛隊は違憲という〕認識を一致点として求めるものではありません」ということ。もちろんこれは松竹のツッパリでもなんでもない。「『自衛隊の現状を憲法に書くだけの改憲なら賛成』と考えている人々もふくめ……広く大同団結をかちとることが何よりも肝要」というのが三中総で謳われた方針なのだから。ここまで「開明的」ブルジョアジーの方ばかりに顔をむけていながら、自衛隊解消≠ニいう文言だけ書きこめば下部党員なんて丸めこめるだろうと代々木中央が考えているとすれば、オメデタイことこのうえなし!
 だいたい「党の基本的な見地」なんて言ってみても、いまの党中央にとって、「(自衛隊は)第九条違反≠ニいう認識と、自衛隊の解消によって第九条の完全実施にすすむ≠ニいう目標」〔松竹が引用している第二十三回党大会(〇四年)・綱領改定報告〕などは、オールドな%}員を欺瞞するための純然たるお題目。
 そもそも、第二十二回大会(二〇〇〇年)において「自衛隊の段階的解消」方針とセットで解消にいたる以前には有事の際に自衛隊を活用する≠ニ宣言した時点で、自衛隊解消という「目標」なるものは永遠の彼岸においやられた。そしてついに、自衛隊解消に至るまでは憲法と自衛隊との共存と国内および海外での平和的活用が基本だ=i「朝日新聞」二月三日付)とまで言い切ったのが、不破じしんではないか。「自衛隊違憲」とはいうものの、「解消」は遠い未来の問題として完全に彼岸化し、現段階においては、むしろ憲法と自衛隊の共存をはかり、積極的に活用するべきだ、と主張しているのが、不破をはじめとする代々木官僚どもだ。オメデタイ松竹(梅)は、代々木官僚のこの本心をストレートにあらわしたにすぎない。
 代々木官僚よ、松竹論文は「党の基本的見地と異なる」といいながら、不破の「共存・活用」論は正しいと居直りつづけるつもりか?!
 松竹の欺瞞的自己批判≠ヘ、改憲の濁流にもまれる代々木丸のグラグラ・沈没寸前ぶりを誰の目にも明らかにした。さらにさらに追撃のイデオロギー闘争を!

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