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(回答先: 参院 郵政特別委13日から審議 波乱生む中間派委員 本会議 自民、30人造反も 【産経新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 7 月 09 日 05:27:56)
悩める公明 選挙突入は最悪/自民への介入は逆効果
郵政民営化関連法案の参院審議の行方が不透明となる中、法案に賛成してきた公明党が対応に頭を悩ませている。先の東京都議選に全力投球したばかりの公明党にとって、息つく間もなく郵政法案否決に伴う衆院解散・総選挙に突入するのは最悪のシナリオ。だが、うかつに自民党反対派の切り崩し工作に手を貸せば、自民党から反発を受けるのは必至で、政治情勢の混乱回避に向けた有効な手立てがなかなか見つからないのが現状だ。
「反対派を挑発するような言い方は良くない。少しは考えてほしい」
八日、国会内で行われた公明党執行部の打ち合わせで、幹部の一人はこう語り、小泉純一郎首相が「(郵政法案の)継続審議はない」などと強気の発言を繰り返したことに表情を曇らせた。
東順治国対委員長も国会内で「(帰国後首相の)真意を確かめてみたい。今大事なのは政治の安定だ」と苦言を呈した。
自民党議員の大量造反で五票差の可決となった衆院本会議は、公明党にとっても衝撃で、「首相の政治手法に対する感情的反発」(神崎武法代表)や、処分を振りかざした自民党執行部の切り崩し工作が裏目に出たとの見方が強い。それだけに首相の強気の発言は「さらに反対派を勢いづかせる」(幹部)とみる。
公明党にすれば、法案成立に向けた自民党執行部との共闘は、衆院以上に困難だ。自民党の比例代表議員の多くは自前の支持団体の組織票で選挙を勝ち抜いており、一部選挙区を除く大半の議員にとって公明党の支援に大きな意味はない。衆院の採決前には、自民党側の求めに応じて反対派の説得に力を貸したが、公明党の「選挙協力カード」の効力が薄い参院では、公明党の介入は反対派の反発を増幅する逆効果しか生まないとの見方がもっぱらだ。
それでも、勢いを増す反対派の動きをただ見守るわけにもいかない。週明けには小泉首相や自民党執行部に、反対派を挑発する言動を控えるよう「率直に意見を申し上げる」(神崎氏)考えだが、強気の首相がどこまで耳を貸すかはみえないのが実情だ。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/09pol002.htm
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