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(回答先: (アンダーグランド東京から列島全域に帰郷する創価学会員) 公明、全員当選 国政選協力に弾み 【産経新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 7 月 04 日 05:22:21)
風消え、自民キツかった 都議選
自民党本部の都議選対策本部で言葉を交わす武部勤幹事長(左)と与謝野馨政調会長=3日午後11時43分、東京・永田町で
初当選を喜ぶ松下玲子氏(左)と菅直人前民主党代表=3日午後11時17分、東京都武蔵野市で
首都・東京に支持率8割の小泉旋風が吹き荒れてから4年。都議選が3日、投開票された。追い風を失った自民は守りの戦いで議席を減らし、国政選挙で着実に東京での議席を増やしてきた民主は、低い投票率のなかでも大幅に議席を増やした。
●小泉ブームから一転「無党派あてにできない」
選挙戦終盤の先月30日夕、JR総武線・新小岩駅南口。
自民の大西英男氏(58)=江戸川区=らの街頭演説には、石原慎太郎知事が駆けつけ、約2千人が集まった。
静かに演説を聴く聴衆を見渡して、陣営の幹部が言った。「動員した中高年ばかりで、一般の人は足を止めてくれない。前回とは全く違う」
4年前。
同じ新小岩駅南口は人波であふれていた。女子中高生からお年寄りまで約6千人。「小泉首相、まもなく到着です」。その声に、候補者の演説がかき消され、小泉首相が「自民党をぶっこわす」と叫ぶと、「キャー」という叫び声が上がった。
内閣支持率が8割を超える圧倒的な追い風の中での選挙戦。町を歩けば見知らぬ若者が握手を求めてきた。風はそのまま票になり、単独の都議選で自民候補としては史上最多の得票になった。
今回、風は、やんだ。
大西氏は「無党派の票はあてにできない」と、旧来の後援会組織を中心とした選挙戦を展開。告示前、約4カ月にわたって1日5〜6時間歩いた。
前回より1万8285票を減らす、厳しい戦いをくぐり抜けた大西氏は言う。
「しんどい選挙だった。前回の最多得票が生んだ裏付けのない安心感に最後まで苦しんだ。いろんな意味で小泉ブームはもう終わった」
一方、自民現職3人がたった足立区では三原将嗣氏(62)だけが涙をのんだ。三原氏は「前回の小泉ブームのようなものがなければだれかが落ちても不思議ではない」と話した。
党都連の八代英太会長は4日午前0時過ぎ、「51議席は確保したいというのが本音だったが、若干届かなかった」と話した。
4年前、13カ所で遊説、10万人を動員した小泉首相が今回、街頭に立つことは一度もなかった。
●民主「政権交代へ弾み」
「政権交代への期待を感じる。大きな弾みをつけた」
東京・永田町の民主党本部。当選者の赤いバラが30を超えると、川端達夫幹事長は、「躍進」を口にした。
過去2番目の低投票率の中での躍進だった。
足立区(定数6)で、自民3議席の一角を崩した大西智氏(43)は前回、小泉旋風に泣いた。
「当選を決めるほんの今まで4年前のことを考えていた。雪辱を果たすことができた」
民主は今回、都議不在の同区で、大西氏と自由党から合流した候補の計2人を擁立。岡田克也代表は告示前のほか、終盤の先月30日にも両陣営の応援に入った。
共倒れを恐れる声もあったが、終盤に出てきたサラリーマン増税の方針も追い風になった。「終盤は増税阻止に訴えを絞ったのがよかった」と大西氏は振り返る。
武蔵野市(定数1)では、新顔の松下玲子氏(34)が自民の議席を奪った。菅直人・前民主党代表の地元ながら、これまで自民系に議席を奪われてきた。
今回は「非自民結束の地」として告示後、岡田代表は3回選挙区入りし「武蔵野から政権交代を」と訴えた。菅前代表もほぼ連日、街頭に立ち、妻の伸子さんも支援を訴えて回った。
19議席から35議席へ。
党本部で開票を見守った東京選出の蓮舫参院議員が言った。「政党の戦いで、民主は自民に勝った」
●ネット半減
生活クラブ生協を母体にした地域政党の東京・生活者ネットワークは、前回の6議席から、3議席に半減させた。東京・新宿の事務所で会見した大河原雅子選対委員長は「非常に厳しい結果で悔しいです」と述べた。
環境や福祉問題に力を入れる女性議員ばかりの政党として、今回は10人を擁立した。既成政党が国政選挙並みの戦いを展開するなか、2大政党化に歯止めをかけることなどを訴えたが、現有議席を守れなかった。
http://www.asahi.com/paper/national.html
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