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(回答先: 桶川ストーカー殺人事件ストーカー心理の本質は、愛情の回復ではなく名誉をかけての報復 投稿者 デラシネ 日時 2005 年 11 月 12 日 11:16:46)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051112i106.htm
「頭の良い子」「礼儀正しい子」――。東京・町田市の団地自宅で都立高校1年・古山優亜(ゆうあ)さん(15)が殺害された事件で、警視庁が12日未明に殺人容疑で逮捕した同じ高校の1年男子生徒(16)。小さいころから男子生徒を知る人は「どうしてあの子が……」と言葉を失った。
一方、2人が通っていた高校ではこの日、緊急保護者会が開かれ、集まった父母らは「子供は昨日は一言も口をきかなかった」などと、生徒らが受けたショックの大きさに不安を口にした。
逮捕された男子生徒は、小学生の時、地元の少年野球チームに所属し、卒業するまでプレーしていた。練習熱心で、試合にはレギュラーとして毎回出場したという。当時のチームメートの家族は、「いつも一生懸命で、礼儀正しい子だった」と話す。
中学校の時は成績がよかったといい、男子生徒を知る女性は「昨年、(男子生徒の)お父さんが亡くなり、『かわいそうに』と思っていた。頭のいい子で、進学校にどうして進まなかったのかと思ったほどだった」と話した。
優亜さんと男子生徒が通っていた中学校の関係者も、男子生徒について「生徒指導上の問題を起こしたことはなかった」と語る。
殺害された優亜さんと男子生徒が通っていた都立高校の校長は12日正午から記者会見し、優亜さんと男子生徒について「2人のそれぞれの担任に聞いても、本校では2人の接点はないということだった。どうしてこうしたことになったのか疑問を感じる事件だ。前兆があれば指導もできたが、2人の間にトラブルなどがあったことは把握していない」と述べた。
校長によると、男子生徒は「入学以来、無遅刻・無欠席のまじめで口数の少ない子」。優亜さんが殺害されたと見られる10日も、「変わった様子はなかった」という。
また優亜さんが変わり果てた姿で発見された11日朝、男子生徒が母親とともに登校した際、生徒が手に包帯を巻いていたため、担任が「交通事故でも起こしたのか」と尋ねたところ、生徒は「そんなへまはしない」とだけ答えたことも明らかにした。
校長は「本校の生徒が逮捕されたことは痛恨の極み。古山さんの冥福(めいふく)を祈るとともに、全校集会を開き、他人の生命は何ものにも代え難いことや、悩みや不安があったら教職員に相談することを呼びかけたい」と話した。
(2005年11月12日14時1分 読売新聞)