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(回答先: <犯罪白書>少年院教官73%「処遇困難な少年増えた」 [毎日新聞] 投稿者 white 日時 2005 年 11 月 08 日 16:38:39)
殺人など重大事件を起こした少年の8割近くが、暴走族らによるリンチなど集団犯罪に加わっていたことが8日、法務省の犯罪白書で分かった。
白書では少年非行の特集を組み、故意に人を死亡させた14歳以上の少年278人のアンケート結果から、犯行動機や家庭環境などを分析。また、少年院教官の7割超が少年の処遇が困難になったと感じるなど、人の痛みへの想像力に欠ける非行少年の現状を指摘した。
白書では、殺人、強盗致死、傷害致死、危険運転致死などの事件を起こした少年について、〈1〉集団での犯罪(集団型)〈2〉単独犯(単独型)〈3〉家族への犯罪(家族型)〈4〉交通犯罪(交通型)――に分類。このうち暴走族らによるリンチなど集団型が75・9%と圧倒的に多く、「当初は被害者を多少痛い目に遭わせる程度の認識でも、エスカレートする事例が多く、特にリーダーが明確でない集団リンチではエスカレートしやすい」と指摘した。
家庭環境の面では、家族型の45・2%は虐待を受けた経験があり、38・7%の両親が離婚していた。重大事件前の非行歴では、集団型の62・6%が無免許運転、単独型の56・3%が万引き。家族型の25・8%が自殺未遂の経験があった。
また、2月時点で少年院、少年刑務所に収容されている少年の8割以上は、社会復帰後の心配事として「被害者の家族にどう謝罪すれば良いか」を挙げた。
(2005年11月8日14時39分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051108i106.htm