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(回答先: 別の薬物も母に投与か…タリウム入手前に体調不良 [読売新聞]【事件の構図が違ってきた】 投稿者 あっしら 日時 2005 年 11 月 04 日 18:17:28)
静岡県伊豆の国市、県立高校1年の女子生徒(16)が母親(47)を劇物のタリウムで殺害しようとしたとされる事件で、女子生徒が同市の薬局で購入したタリウムは毒劇物取締法で18歳未満に販売が禁じられており、同県健康福祉部は県薬剤師会など関係団体に毒劇物を適正に販売するよう通知を出した。
身分証明書で身元確認を徹底することや、使用目的・量が適切か確認するよう求めている。販売した薬剤師は女子生徒が化学部に所属し、薬物の知識が豊富だったことから信用していた。
女子生徒は8月9日に同市の薬局で、「化学部の実験で使う」と使途を説明し、名前と住所を書面に記入して注文、2度に分けて50グラム(致死量1グラム)を入手したことが分かっている。応対した薬剤師は、女子生徒が化学部に所属していて薬物の知識も豊富だったことや、「前にも(劇物を)買いに来た者です」と落ち着いて話したことなどから、信用してしまったという。女子生徒は高校に入学したばかりの4月にも、劇物「ビス」を同じ薬局で大量購入している。
取り寄せたタリウムを渡す際も、薬剤師は「気をつけて使ってください」と注意を促しただけだった。
タリウムなど劇物を購入するには、「毒物及び劇物譲受書」に購入する者の名前、職業、住所の記入が求められている。同法は爆発性や引火性が強い劇物を除くと身分証明書の提示は義務づけていない。
タリウムや猛毒のシアン、トルエンなどについては、受け渡し時に必ず身元を確認するよう行政側は指導している。
女子生徒はブログの中で、「眩(まぶ)しいほどに晴れ酢酸タリウムが届きました。薬局のおじさんは医薬用外劇物の表示に気づかず」と記し、販売した薬局の対応についても記載している。
(2005年11月4日14時32分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051104i105.htm