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(回答先: 船舶接近の警報音知らせず イスラエル紙 [共同通信]【来日中の社長の発言と食い違い】 投稿者 あっしら 日時 2005 年 10 月 05 日 02:00:52)
北海道根室沖の漁船転覆事故で、海上保安庁を訪れ謝罪する海運会社のドロン・ゴダー社長兼CEO(向かい側中央)=4日午後4時44分、東京・霞が関で
北海道根室市沖の漁船転覆事故で、イスラエル船籍のコンテナ船を所有するZIM社(本社・ハイファ)のドロン・ゴダー社長は4日、来日して海上保安庁(東京・霞が関)を訪問し、「悲惨な事故を起こした責任を痛感している」と謝罪した。ゴダー社長は、コンテナ船が事故直前に大きく進行方向を変えたことを認めた上で、「漁船とは別の船を避けるためだった」と説明。漁船の存在や衝突に気づいていなかったことを強調した。
ゴダー社長は海保の河原功救難課長に対し、「社内調査を急ぎ、結果は日本政府にも提出して透明化を図る。我々が負うべき責任はすべて負い、悲惨な事故を繰り返さないよう、できる限りのことをする」と話した。一方で、「船長や乗組員は衝突の衝撃に気づかなかった。同じ船乗りとして、救助すべき人を見捨てて逃げたりしない」と語った。
記者会見したゴダー社長らによると、コンテナ船には半径約1キロ以内の船を探知する高性能レーダーがあるが、担当の2等航海士は「警報音が鳴らなかった」と話しているという。レーダーにはこれまでの航行記録がすべて保存されているといい、ゴダー社長は、2等航海士が警報音を聞き逃したのか、鳴らなかったのかを詳しく調べる考えを示した。
事故を巡っては、イスラエル運輸省の海難事故専門部署による調査と並行して、ZIM社でも社内調査を進め、先行する調査の結果が出次第、遺族や被害者に賠償するという。早ければ5日にも北海道に向かい、遺族や被害者らに謝罪するとしている。
2005年10月04日23時28分
http://www.asahi.com/national/update/1004/TKY200510040469.html