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(回答先: 根室沖漁船転覆、衝突直前に左へ回避か レーダーに大型船の航跡 【北海道新聞29日】 写真あり 投稿者 Sちゃん 日時 2005 年 10 月 02 日 09:58:52)
北海道新聞(バックナンバー)
http://www.hokkaido-np.co.jp/
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根室沖漁船転覆 残る2人遺体発見 不審大型船、急な針路変更 2005/09/30 07:40
根室市納沙布岬沖で同市落石漁協所属のサンマ棒受け網漁船「第3新生丸」=一九トン、中村明美船長ら八人乗り組み=が転覆した事故で二十九日、根室海保などは船内から機関長小笠原一夫さん(62)=小樽市オタモイ一の一五の一五=と甲板員得能久志さん(43)=根室市宝林町一の一三=の遺体を収容した。これで救助された一人を除く七人の死亡が確認された。一方、同市内の漁場監視レーダー記録などから、事故当日の二十八日午前二時半から三時にかけ、新生丸の発見現場付近で急に針路を変えた不審な大型船がいたことが分かった。
根室海保は二十九日、新生丸を根室市友知湾までえい航し、船内を捜索。後部の発電機室内で小笠原さんと得能さんの遺体を発見した。死因は先に遺体で収容された五人を含む全員が水死。
一方、関係者によると、不審な大型船は二十八日午前二時前後から、レーダーに映り始めた。納沙布岬東沖を南西に進んでいたが、同二時半ごろ、それまで直線的だった針路を急に西に変更。新生丸発見地点の北側を迂回(うかい)するように航行し、同三時ごろ元の航路に戻った。この船は同三時半すぎには蛇行するなど、不自然な動きを示した。航跡は漁船などに比べて数倍太く、かなりの大型船とみられる。
新生丸の転覆時間は、僚船との交信状況などから同日午前一時半から同三時半の可能性が高い。現場海域はレーダーの施設から遠く、船体の小さな新生丸の航跡は映っていないため、この大型船と衝突したかは不明。ただ、第一管区海上保安本部(小樽)は、新生丸は大型船と衝突したとみて、相手船の特定を急いでおり、このレーダー記録と事故の関連が注目される。
このほか、この船から三十分ほど遅れて現場周辺を通過する別の大型船の航跡もあった。
漁場監視レーダーは、北方領土周辺の「日ロ中間ライン」付近の操業監視などが目的で、根室管内八漁協が共同管理している。根室海保は三十日午前、新生丸の船体を根室・花咲港に運び、衝突痕に別の船の塗料が付着していないかなどを調べる。