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(回答先: 根室沖漁船転覆、大型船が衝突か 一管が全国手配 不明2人捜索続く 【北海道新聞29日】 投稿者 Sちゃん 日時 2005 年 10 月 02 日 09:52:28)
北海道新聞(バックナンバー)
http://www.hokkaido-np.co.jp/
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根室沖事故 転覆、午前1−3時半か 2人の消息なお不明 2005/09/29 12:48
【根室】根室市納沙布岬沖で二十八日、同市の落石漁協所属のサンマ棒受け網漁船「第3新生丸」=一九トン、中村明美船長ら八人乗り組み=が転覆し五人が死亡した事故で、根室海保の巡視船など三隻が現場海域を徹夜で捜索したが、二十九日午前十一時現在、不明者二人の消息は分かっていない。
転覆した時間は新生丸と僚船との交信状況などから、二十八日午前一時半から午前三時半の間の可能性が高い。
一管本部(小樽)は衝突時の状況や僚船の目撃情報などから新生丸と衝突したのは大型船とみて、船の特定を急いでいるが、有力情報は入っていない。同本部は世界中を往来する船舶名や寄港地が分かる英国の保険組合が持つ検索システム「シー・サーチャー」に、情報提供を要請することを検討している。
同本部は衝突相手の船に対し、業務上過失致死などによる立件を視野に入れているが、事故現場は国内法が及ぶ領海(一二カイリ)の外側とみられ、相手の船が外国船の場合は日本の法律による捜査、立件は不可能になる。一般的には相手国に対して捜査を依頼し、相手国の法律を適用する。日本船の場合は国内法を適用できる。
根室海保の巡視船による新生丸のえい航作業は二十八日夕、ロープの切断で中断していたが、二十九日午前七時二十分から再開。同海保は船体につける浮袋の数を増やし、太いロープに交換した。早ければ二十九日午後一時ごろにも根室市友知湾に到着する見込み。
救出された甲板員藤里要さん(53)=宮城県気仙沼市=は「事故当時、六人が後部船室で寝ていた」と証言。根室海保は不明の二人が船内にとどまっている可能性もあるとみて、船体到着後、衝突痕の確認とともに船内捜索を行う。
また、二十九日午前三時二十分ごろ、漂流中だった新生丸に根室漁協所属のサケ・マスはえ縄漁船(七・三トン)が接触。新生丸にへこみができたが、今後の調査に支障はないという。