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(回答先: 靖国神社で右翼が学生を暴行しても逮捕されなかった(MY NEWS JAPAN記事) 投稿者 匿名取締役 日時 2005 年 9 月 19 日 19:12:06)
週刊『前進』(2211号5面2)(2005/08/29)
全学連が靖国に突入 神社境内 参拝運動を実力糾弾
8月15日午前、全学連は大山尚行委員長を先頭に、靖国神社境内で「終戦60年
国民の集い」を実力糾弾する闘いを敢行した。中国・韓国の人民の闘いと連帯し
て、戦争のための靖国攻撃に満身の怒りをたたきつけたのだ。
この集会は、英霊にこたえる会や日本会議などの右翼・ファシスト勢力が「20
万人参拝運動」を提唱して行った集会。前経済産業相の平沼赳夫や衆院議員の西
村真悟、石原都知事らも参加し、発言した。
集会は午前10時半、靖国神社拝礼と「君が代」斉唱から始まった。参道の特設
ステージ前には約2千人。軍服姿の右翼の姿も多い。
全員が直立不動の異様な雰囲気の中で「君が代」斉唱が始まった。その瞬間、
ステージの左右で全学連の学生6人が「靖国神社参拝糾弾」「侵略戦争阻止」と
書かれた横断幕を広げ、シュプレヒコールを叫んだ。学生はそのままステージの
正面に向かって踏み込んだ。周りの天皇制右翼連中は数秒間にわたり思考停止、
何が起きたのか把握できない。「君が代」斉唱の「おごそかな雰囲気」はものの
見事に打ち破られた。式典は一瞬にして粉砕されたのだ。
ここで我に返った右翼らが「生きて帰すな」などと怒鳴って殺到した。黒山の
人だかりとなり、学生たちは引き倒されて、殴る蹴るの暴行を受けた。顔中があ
ざになり、口の中は血まみれとなりながらも、しかしなおも「小泉の靖国参拝を
許すな」とシュプレヒコールを続けた。全学連は右翼の暴力にまったく屈しない。
ステージ周辺は大混乱が続いた。
あわてふためいた警察が押っ取り刀で介入、なんと暴力を受けた側の学生を拘
束した。そのままパトカーや機動隊バスで麹町署へ連行した。救急車や消防車も
到着、血まみれの学生が一時、救急車に運ばれたが、これを毅然(きぜん)と拒
否、そのまま他の学生と一緒に麹町署に連行された。だが、このあまりにも正義
の闘いにデッチあげ弾圧の口実もつけられず、全員が完全黙秘で解放された。
直撃糾弾された集会では、動揺した長谷川三千子(埼大教授)らが「先ほど靖
国神社反対と言って横断幕を広げた人がいたが、彼らに『日本の独立はどうする
の』と問いたい」などと取り繕った。学生の決死の闘いは、中国、朝鮮に対する
排外主義をむきだしに靖国神社参拝運動で戦争への道を進む勢力に、巨大な打撃
を与えたのだ。
大山委員長はこの実力闘争について「『つくる会』教科書などの侵略戦争に向
けた反動と対決し、うち破っていく闘いを貫徹した」と闘いの意義を語り、11月
労働者1万人決起に向け、全学連は全力で闘うとの決意を示した。
他の学生も「勝利感でいっぱいだ。戦争を止めるためには体を張って闘う」
「右翼は、反対する人に暴力で襲いかかった。これが靖国神社の正体」「靖国勢
力はつくる会と一体。ファシストや右翼の暴力と闘うことなくして戦争は阻止で
きない。杉並の8・4と8・12を引き継ぐ闘いだった」「ファシストや右翼の暴
力に制圧された時、侵略戦争が始まる。階級的団結、国際連帯をかけて闘いぬく
ことが必要だ。敵陣の真っただ中に突っ込んで闘う」などと、口々に勝利感を語
った。