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(回答先: 県警、殺人関与も追及/夫婦遺棄・容疑者、依然容疑を否認(沖縄タイムス) 投稿者 シジミ 日時 2005 年 8 月 23 日 22:36:30)
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200508271300_01.html
東村高江のがけ下で車のトランクから西原町千原のタクシー運転手、玉村昌二郎さん(71)と妻の飲食店経営、庸子さん(69)が遺体で見つかった殺人・死体遺棄事件で、県警特別捜査本部は二十六日午後、死体遺棄の疑いで、庸子さん経営の飲食店元従業員で、事件後から行方が分からなくなっていた住所不定の無職、比嘉洋子容疑者(59)を逃亡先の東京都内で逮捕した。調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているという。県警は二十七日午前、同容疑者の身柄を沖縄に移送し、事件への関与などについて調べる方針。
調べでは、比嘉容疑者は、死体遺棄容疑で二十二日に逮捕された米嵩武三容疑者(65)と共謀し、今月十三日ごろ、玉村さん夫婦の遺体を車のトランクに詰め、東村高江の雑木林のがけ下に車ごと転落させ遺棄した疑い。
調べに対し比嘉容疑者は「玉村さん夫婦の車で遺棄現場まで行った。米嵩容疑者が運転していた」と話しているという。
比嘉容疑者は今月十二日夕、宜野湾市内のファストフード店で、玉村さん夫婦と飲食。この目撃情報を最後に夫婦の足取りが途絶えていた。
比嘉容疑者も十五日朝、働いている飲食店を出た後、所在が分からなくなっていたことから、県警は事件に関与している可能性があるとみて、行方を捜していた。
県警の捜査員が二十六日、東京都内にいた比嘉容疑者を発見。任意同行し、事情を聴いていたところ、死体遺棄の容疑を認めたため、二十六日午後十時すぎ、警視庁東京空港署で逮捕した。
県警は、玉村さん夫婦が殺害された経緯についても、米嵩、比嘉両容疑者が何らかの事情を知っているとみて、追及する方針。米嵩容疑者はこれまでの取り調べで、容疑について否認を続けているという。
比嘉容疑者は、玉村さん夫婦の遺体が入った乗用車が見つかって以降、沖縄から東京に逃亡していたとみられる。
県警は、十三日早朝に東村の遺棄現場近くで付近住民の車をヒッチハイクした不審な男女は、米嵩、比嘉両容疑者とみている。比嘉容疑者は「米嵩容疑者とヒッチハイクした」と話しているという。
◇ ◇ ◇
夫婦と家族同然の仲
妻から借金、給料めぐり口論も
東村高江で車のトランクから玉村昌二郎さん(71)と妻の庸子さん(69)が遺体で見つかった事件で、夫婦と家族のように付き合っていた比嘉洋子容疑者(59)が死体遺棄の疑いで逮捕された。足や目の具合の悪かった庸子さんに付き添うように歩き、昌二郎さんの運転する車に乗って三人で買い物に出掛けることが多かった。一方で、関係者の話では、給料の支払いで庸子さんと言い争うこともあったという。死体遺棄について米嵩武三容疑者(65)との共謀を認めており、事件は全容解明に向け動きだした。
庸子さんが飲食店を経営していた宜野湾市真栄原の経営者や従業員らによると、比嘉容疑者は昨年二月から店で住み込みで働いていた。比嘉容疑者も庸子さん同様、米嵩容疑者から借金があった様子だったという。庸子さんからも借金があり、庸子さんは「働いて返してもらう」と話していたという。庸子さんが足を悪くしてからは、店のソファで毛布にくるまり、一緒に寝泊まりしていた。
近くの女性経営者は「玉村さん夫婦とは仲が良く、昌二郎さんが車で迎えに来て、三人で出掛けるのをよく見かけた。事件にかかわったなんて信じられない」と驚いた様子。別の店の女性従業員は「米嵩容疑者から借金があって庸子さんが保証人になっていたと聞いている。事件に巻き込まれ、手伝わされたのではないか」と話した。
比嘉容疑者を毎日見かけたという近くの女性従業員は「小柄で年齢より若く見えた。道で会うと必ず会釈をし、礼儀正しくて感じのいい人だったので信じられない」と絶句していた。
庸子さんの店の別の従業員は事件後、「(比嘉容疑者は)本当に玉村さん夫婦と仲が良かった。(十五日朝から行方不明になっていたが)事件とは関係ありませんと、ひょっこり出てきてほしい」と話していた。