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(回答先: 不審男女、沖縄市下車か/夫婦殺害・遺棄(沖縄タイムス) 投稿者 シジミ 日時 2005 年 8 月 18 日 23:11:46)
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200508211300_03.html
東村高江で車のトランクから西原町の玉村昌二郎さん(71)と妻庸子さん(69)が遺体で見つかった殺人・死体遺棄事件は、車両が発見されてから二十一日で丸一週間。県警特別捜査本部は、夫婦の行方が分からなくなった直後の十三日早朝に遺棄現場近くを歩いていた五、六十代の不審な男女と、庸子さん経営の飲食店従業員で事件直後から所在不明の六十代女性が、何らかの事情を知っているとみて捜している。
目撃情報や司法解剖の結果から、玉村さん夫婦は十二日夜から十三日朝にかけて殺害され、車ごと遺棄されたとみられる。
不審な男女は十三日午前六時すぎ、遺棄現場から約六百メートル離れた橋の近くで通り掛かった付近住民の車を止めた。周囲に民家はなく、歩いているのは不自然な場所。「車が壊れた」と話し、住民に頼んで約十キロ先の東村役場近くまで同乗した
男女のうち、男は右足にしかスリッパを履いていなかった。遺体の入れられた車の運転席からは、左足のスリッパが見つかっている。スリッパは夫婦の物ではなく、車をがけ下に落とす際、慌てたために脱げた疑いが強いとされる。
男女は東村平良から名護十字路までバスに乗った。その後、この男女によく似た二人が名護市内から沖縄市山里までバスで向かったことが分かっている。車内で男が女に「大丈夫だから心配するな」と話し掛け、女は泣いている様子だったという。
二人は乗車の際、バスが宜野湾市長田か、上原を通るかどうか運転手に尋ねている。
捜査本部は二人のその後の足取りを追うとともに、車やバスの乗車券から指紋を採取し、一連の不審な男女が同一人物かどうかを調べ、絞り込みを進めている。
一方、玉村さん夫婦には多額の借金があったことも確認されている。関係者によると、所在不明の女性従業員も借金があった。庸子さんとは互いの保証人になり、日ごとに利子の発生する消費者金融から金を借りていたという。
宜野湾市内の庸子さんの店には、毎日のように数人の男性がオートバイで借金の取り立てに訪れ、店の売り上げから返済していた。
店は二十四時間営業で、女性従業員はこの店に寝泊まり。十二日午後五時すぎに玉村さん夫婦らとファストフード店で会い、十三、十四日は店に姿を見せたが、十五日朝を最後に目撃されていない。
捜査本部は百五人体制で鑑識や聞き込みを続けている。「不審な男女の割り出しや従業員からの事情聴取ができれば、事件解明の突破口になる」と幹部の一人。
ただ、複数の人間が事件に関与している場合、捜査は長引くことも予想される。別の幹部は「捜査というのは一つの方向に流れてはいけない。男女や従業員だけでなく、あらゆる可能性を考えて、捜査している」と慎重な見方を示した。