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(回答先: 橋梁談合、「歴代幹部に分割発注を陳情」 元理事供述 [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2005 年 7 月 26 日 21:26:38)
橋梁(きょうりょう)工事の談合事件で逮捕された日本道路公団副総裁の内田道雄(うちだ・みちお)容疑者(60)=独禁法違反ほう助容疑など=が昨年、三菱重工業の幹部を呼び付け、公団有力OBの天下り受け入れを迫っていたことが26日、関係者の話で分かった。
同社は公正取引委員会の立ち入り検査直後で、談合の疑いを持たれていたため難色を示したが、内田容疑者の強い姿勢に押し切られたという。内田容疑者が天下りのあっせんも主導していた疑いが浮上した形だ。
関係者によると、有力OBは公団ナンバー3の元技師長(65)で、内田容疑者と同じく、技官(技術系職員)の天下りを差配してきたとされる旧企画部の部長経験者。
三菱重工業への打診は昨年10月。当時の企画部長らが「年収約2500万円で再就職させてほしい」と要請したが、同月5日に立ち入り検査されたばかりの同社は「応じられない」と回答した。
企画部の再三の申し入れにも態度を変えないため、内田容疑者が同年11月、橋梁営業部門の幹部を呼び付け、受け入れを要求。同社は了承せざるを得なかったという。
交渉の結果、元技師長は年収約2000万円の顧問に今年1月就任した。
元技師長は昨年1月に公団を退職後、三菱重工業の顧問となるまで関連法人の高速道路技術センターに在籍。道路公団発注工事の談合事件に関連し、今年6月に自宅を家宅捜索されている。
三菱重工業広報・IR部は「個別の採用の経緯についてはお話しできない」と話している。
(共同)
(07/26 20:57)
http://www.sankei.co.jp/news/050726/sha064.htm