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(回答先: 左足骨折!魔裟斗 無念の棄権 [スポーツニッポン] 投稿者 white 日時 2005 年 7 月 21 日 18:48:33)
□魔裟斗、左足首複雑骨折 年内絶望 [スポーツ報知]
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20050721&a=20050721-00000011-sph-spo
魔裟斗、左足首複雑骨折 年内絶望 K−1 WORLD MAX2005世界一決定トーナメント決勝戦
2005年7月21日(木) 8時1分 スポーツ報知
“中量級のカリスマ”魔裟斗(26)=シルバーウルフ=が衝撃の骨折リタイアだ。2年ぶりの世界王座奪回に挑んだ魔裟斗は準々決勝で“鉄拳”マイク・ザンビディス(25)=ギリシャ=に判定勝ちし、準決勝にコマを進めたが、試合中に左腓(ひ)骨を複雑骨折していたことが判明し、負傷欠場となった。手術の可能性もあり、年内復帰は絶望的で格闘人生最大のピンチに直面した。(観衆1万7720)
勝利の女神はまたしても魔裟斗にほほ笑まなかった。ザンビディスとの激戦を制し3―0の判定勝利を収めたが、左腓骨複雑骨折を負う大きな代償を払った。
苦痛に顔をゆがめ花道を引き揚げる。控室まで一人で歩けず、セコンドに背負われ退場した。予想だにしなかった最悪の結末。魔裟斗の負傷欠場が角田信朗競技統括からアナウンスされると、1万7000超満員にふくれ上がった横浜アリーナは「エ〜ッ!?」という悲鳴に包まれた。
準決勝前、魔裟斗は足を引きずりながらリングに上がり「不本意な結果で試合ができなくて残念です。来てくれたお客さんには申し訳ない。すみませんでした」。観客に頭を下げると、都内の病院に直行した。
飯田裕トレーナーによると「3回2分半過ぎにけがをしたようだ」という。左ミドルキックを放った際、左くるぶしの真上がザンビディスの硬い右ひざに直撃。しかし、ピンチの場面でも冷静さは失わなかった。ザンビディスにパンチの空を切らせるディフェンスでしのぎ、一瞬のスキを突く右ストレートでダウンを奪取。深追いせずに判定勝利の勝ち名乗りを受けたが、顔は苦痛でゆがんでいた。出場直訴も考えたが、口に出す前に触診で骨折が判明して即座にドクターストップ。魔裟斗もうなだれて従った。
昨年V逸の涙を糧にした。格闘人生の集大成を注いだ。試合前には「今年優勝できなくて、また来年優勝するために頑張ります、とは言えない」と決意も口にした。だが「世界最強」の称号を取り戻すことはできなかった。
「これで引退はないだろうが、おれからはひと足先に『メリークリスマス』と『あけましておめでとう』と言っておいた」と飯田トレーナー。今後は一日も早い復帰を果たすために手術に踏み切る可能性が高いが、年内のファイトは絶望的だ。予想外の結末で終わった魔裟斗の夏。持ち前の不屈の精神で復活を目指す。(小河原 俊哉)
◆魔裟斗(まさと)1979年3月10日、千葉・柏市生まれ。26歳。中学時代はバスケット部に所属。94年9月の高校中退後、ボクシングのヨネクラジムに入り、96年3月に全日本キックの藤原ジムに入門。97年3月にプロデビュー。2000年1月、全日本キックを脱退してシルバーウルフを設立。00年11月に、K―1初出撃。03年7月には王者アルバート・クラウスを破り世界王者に。モデル、CMでも活躍。174センチ、70キロ。
[ 7月21日 8時1分 更新 ]