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(回答先: 桜島の昭和火口から噴煙 60年ぶり(朝日新聞) 投稿者 シジミ 日時 2006 年 6 月 04 日 22:31:26)
桜島に臨時火山情報 昭和火口の噴火活発化
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006061201002863.html
鹿児島地方気象台は12日、桜島の昭和火口(標高約800メートル)付近の噴火活動が活発化し、従来の南岳山頂火口と同じような噴火が発生する可能性が高まったとする臨時火山情報を出した。火山活動度のレベルも「比較的静穏」の2から「活発な活動」の3へと引き上げた。
桜島に臨時火山情報が出るのは2000年10月7日以来。同気象台は「(大隅半島との海峡が溶岩でふさがった1914年の)大正噴火のような大爆発にはならないが、今の規模の小規模噴火が続くのではないか」としている。
昭和火口は南岳山頂火口の約200メートル南東。同気象台によると、12日午前10時半から断続的に7回の噴火が起き、同11時20分には噴煙の高さがこれまでで一番高い約1400メートルに達した。
(共同)
(2006年06月12日 21時14分)
気象庁臨時火山情報 第1号
http://www.jma.go.jp/jp/volcano/506-20060612183500-41.html
臨時火山情報 第1号
平成18年6月12日18時35分 福岡管区気象台
鹿児島地方気象台
火山名 桜島
** 見出し ***************************
桜島の昭和火口付近の噴火活動が活発化しており、今後、従来の南岳山頂火
口で発生していた噴火と同じような噴火が発生する可能性が高くなっていま
す。
南岳山頂火口に加え、昭和火口付近での新たな火口の噴火活動に注意してく
ださい。
<火山活動度レベルを2から3に引き上げました。>
** 本 文 ***************************
桜島では、6月4日から、南岳東斜面標高約800mの昭和火口付近から
新たな噴火が始まり、その後も噴火を繰り返し、高さ1000mの噴煙を上
げる噴火が時々発生しています。
本日、第104回火山噴火予知連絡会で、最新の資料をもとに桜島の火山
活動を検討した結果、昭和火口付近の新たな火口の噴火活動は活発化してお
り、今後、昭和火口付近の新たな火口から、従来の南岳山頂火口で発生して
いた噴火と同じような噴火が発生する可能性が高くなってきたと考えられる
評価がとりまとまりました。
このことから桜島の火山活動度レベルを、2から3に引き上げました。
今後、従来の南岳山頂火口に加え、昭和火口付近の新たな火口の噴火活動
に注意してください。
また、さらに活動が活発化する可能性も考えられることから、今後の火山
活動の推移に注意してください。
新たな火口から噴火があった場合には、噴石の飛散範囲が従来の南岳山頂
火口とは異なることに注意しなければなりません。過去の事例からみると小
規模な噴火であっても、火砕流(火口縁から約1km程度流下)が発生する
可能性があります。新たな火口周辺には火山灰等が堆積しており、降雨時に
は泥流や土石流にも注意が必要です。
なお、いずれの火口からの噴火でも、風下側では降灰等に注意してくださ
い。
<火山活動度レベルは0〜5のうち、3(活発な火山活動)です>
次の火山情報は、6月13日(火)に火山観測情報の発表を予定していま
す。
火山活動に変化があった場合には、火山情報で随時お知らせします。