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(回答先: 地震の死者2万3千人に増える 雨の中で救援を待つ人々 [アルジャジーラ] 投稿者 white 日時 2005 年 10 月 12 日 16:28:30)
CNNからhttp://www.cnn.co.jp/world/CNN200510120001.htmlより引用
悪天候で救援遅れ、伝染病のおそれも パキスタン
2005.10.12
Web posted at: 11:01 JST
- CNN
イスラマバード(CNN) パキスタンやインド北部を襲った大型地震の被災地は11日、冷たい風雨やひょう混じりの雷雨にみまわれ、避難所もないまま取り残されている被災者数百万人への救援の遅れが、さらに死者数の増加につながると懸念が高まっている。衛生状態の悪化などから伝染病のまん延も懸念されている。
地震ではすでにパキスタンだけで死者4万1000人、インドで1000人以上、アフガニスタンでも少なくとも1人の死者が確認されている。
11日にはひょう混じりの雷雨がイスラマバードを襲い、救援物資やスタッフを乗せた飛行機の離陸が一時延期された。また被災各地では夜とともに気温が著しく低下。簡単なテントで、あるいは野ざらしのままで過ごしている被災者の体力を奪った。
一方で、国連世界食糧計画(WFP)のジャマル報道官はCNNに対して、11日には「調理済み食品120トン分が現地に到着する」と説明。「24万人の5日分の食糧が確保できたことになる」と話した。また被災状況把握のためWFPの担当者が被災各地に広く派遣されたという。
パキスタンのカスリ外相によると、「20カ国以上から救援チームの派遣があった」という。また震源地となったジャム・カシミール地方の領有権をめぐり争ってきた隣国インドからも、援助を受け入れたと明らかにした。「無意味なプライドなどにこだわるべきではない。テントや医療品を積んだ(インドの)飛行機が既に到着したか到着するところだ」という。
しかし国連は11日午後、被災地支援はまだまだ不足しているとして、計2億7200万ドル(約310億円)の追加緊急支援を各国に要請した。