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(回答先: 中古家電,知恵絞る:電安法4月から本格実施(asahi.com) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2006 年 2 月 20 日 21:39:41)
民放でも報道されていたようだが。「安全」の文字が並ぶ中、もう一つの法改正の目的「輸入規制の緩和」に触れず。反対運動のみなのが気になる。
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FNN Headline
02/17 18:39
「PSEマークのない電化製品が4月から販売できなくなることをめぐりリサイクル業界が反発」
国が定めた安全基準に適合している電化製品に「PSEマーク」がつけられているが、今、このマークをめぐってリサイクル業界が大きく揺れている。
リサイクル業者からは「『もう少し教えてよ、早く』みたいな。不満が大きい」、「隠していたような感じで...。もっと早めに知らせてほしかった」といった不満の声が聞かれた。
神奈川・茅ケ崎市で行われているリサイクル業者が集まる中古家電の競り市で、異変が起きている。
本来、7,000〜8,000円するMDラジカセが、2台で7,000円で競り落とされた。
これは、PSEマークがついていない製品が4月から販売できなくなってしまうためで、外観がほとんど同じように見えるテレビでも、2001年製のPSEマークがついているものは6,500円の値がついたが、2000年製のマークがないものは値段がつかなかった。
PSEマークとは、国が定めた安全基準に適合している製品につけられるもので、2001年の電気用品安全法の改正で、マークのない電気製品は売買できなくなった。
今は、この法律を国民に知らせるための猶予期間で、その猶予期間が4月に終了する。
リサイクル業者は「つい最近知ったばかりで...。10日ぐらい前」、「まったく知らずにこの業界に参入している人が圧倒的に多いと思う」と話した。
リサイクル業者にとっては寝耳に水のできごとだが、経済産業省は、会見で「5年間、相当周知はしてきたつもりではあるわけです。パンフレットも20万部ほど配りながら、ご説明してきたわけでございますけども」などと述べた。
この猶予期間終了は、さまざまな業界に波紋を広げている。
東京・渋谷区にある楽器店では、中古の電気ピアノやアンプなどを多数扱っているが、これらの商品が4月から販売することができなくなる。
これにより、古いながらも名機といわれる、いわゆる「ビンテージ物」の電気ピアノやアンプなどを扱う店が大きな痛手を受けることになる。
石橋楽器店・渋谷店の横川達也マネジャーは、「こちら60年代〜70年代に製造されていた電気ピアノです。非常に温かい柔らかな音が表現できる。50年代、60年代、70年代と時代を代表する音色たちの独特の命をここで切ってしまっていいのか...」と話した。
そして、音楽愛好家は「困りますね。今の物より古い物の方が音が気に入ってたりする。あまり法律で何でもかんでも縛ってしまうのはどうかなと」と話した。
プロの音楽家も、法律に反対を表明している。
ミュージシャンの坂本龍一氏は「日本の文化・芸術にとって、大変憂慮すべき事態と認識しており、日本シンセサイザー・プログラマー協会にて、署名集めなどの準備を始めております」とコメントしている。
廃業が続出するとみられるリサイクル業界では、反対運動を始めている。
PSE問題を考える会の小川 浩一郎代表は「売買そのものに対して、罰則規定を設けると。100万円以下の罰金・1年以内の懲役(法人の場合、最大1億円)。ただ十分に使える商品を売買しているのに、なぜそのような罰則があるのか、僕たちには全然わからない」と話した。
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電気用品安全法(PSE法)に対する署名
★http://www.jspa.gr.jp/pse/