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(回答先: 等倍率、マクロ、無限遠のレンズ 投稿者 デラシネ 日時 2005 年 8 月 23 日 08:14:50)
デラシネさんへ
”ばか”、と言われても、そうかも、と思うだけです。自分がばかか、おりこうさんか、考えたことはなかったので。kさんのように、自覚していない分 ひどいかも。
でも、阿修羅住人の人々が皆、頭よさそうなので、自分は”馬鹿”とは思わなくても、勉強不足だなあ、何もしらないんだなあ。とは 思っていました。
今 政治版で、さかんに言われている、「メディアにだまされる、EQの低い、専業主婦 (パートも)の女性達」に一番近いかも。彼らの気持ち聞きたかったら、私に聞いて、なんてね。
ヨーロッパの小国に住み、もうもどらないなんて、なにか日本がいやになって出国したのですか、そういえば、バルセロナより愛をこめてさんも、スペイン在住のようですね。
彼は、日本がいやで、脱出した と言う風に書いていました。
外から日本を見るという視点は 大事だと思います。
これからも、そういう視点での投稿楽しみにしています。
私は、海外にいて、とても愛郷的な人間になってしまった。(笑)
個人主義の強い 西洋国に来て、色々経験するうちに、嫌っていた集団主義(戦前、戦中の集団主義ではない、あれは、天皇とか、一部の支配者達の利益のためのもの、私のいうのは、皆のための集団主義)が懐かしく、素晴らしい文化に思えてきたりね。
日本の教育制度で、給食を取り上げた議論は今は阿修羅にはないけど、
私は、素晴らしい!!と思う制度。
こちらは、昼ご飯は親の責任。もってこなければ、なし。あとは、個人的な優しさに頼るしかない。こういう子どもは、朝も食べてこないことが多い。日本人の親や、ボランティア教師として学校で働いている日本人らは、見ていられないという。
でもこちらでは OKです。他人の子の昼の世話をするのは、教師の仕事ではないので。持ってこない子(又は親)が悪い。
こちらに住む日本人から聞いた話ですが、聞くにたえなかったのは、親がお昼やデザートをもちよって、みんなで昼を食べる学校行事の時。
お金も持たない、仲のよい友人もいない男の子がひとり、ぽつんとしている。
こちらでは 皆がわいわいとにぎやかにお昼を楽しんでいる。
その友人が先生に、あの子のお昼はどうするのですか? と聞いたら、大丈夫よ、いつもああだからと答えたそうです。彼女は見かねて、サンドイッチをあげたそうですが。
こちらにある日本人学校で、運動会がありました。
皆が親元にお昼を食べに出払った後、テントの中で一人男の子が泣いている。お昼をもっていない。
すぐさま、たくさんの日本人らが、行って いっしょにお昼を分け、食べました。
私はこういう文化の方が好きです。
ほかにもこういう話はたくさんあります。
日本人らは、自国の文化をばかにしすぎ。けなしすぎ。
まあ、これは、日本との比較で感じたというより、NZの先住民マオリの人々の 個人主義とは正反対の文化を見て、はっとしたのですが。(私の家族は partly マオリなので)
で、こういう文化は、個人主義に”汚染”される前は、色々な地域に当然のようにあったのではないのか、と思うようになりました。
命を作る食べ物をシェアする心。
大勢の日本の若者がこちらに来て住んでいます。
誰にでも、食べ物をシェアする文化の強い、タイの人々。
彼らの 信じられない親切心に出会い、超感動して帰国する若者が結構いましたね。
デラシネさんは、海外に住んで、自分の今住む国だけでなく、世界全体のできごとが視野に入ってきたという感じですね。私は、今度はニュージーランドや 今住む豪州の中の視点で、見てしまっていて、デラシネさんほど、大きく見れてはいません。
ただ、こちらは、色々な人種、民族が住み、一国といっても、日本に日本人として住んでいるとは、少し違うと思いますが。
結局日本に視点をあわせている私は デラシネさんの気持ちが理解できていないんだろうな、という気がしますが。
これからもよろしく。