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(回答先: では、賛成論を書いて下さい。 投稿者 考察者K 日時 2005 年 8 月 07 日 19:29:05)
関西合同労働組合 関西トランスポート分会
http://kansaigodo.no-ip.org/main/kantora1.html
の呼びかけ(以下に転載)を読むと
・ゆうパック配達の業務委託は1個運んで105円の収入。
・車持ち込みだと120円の収入。
・もちろん判子をもらえなければ(不在ならば)支払いはなし。
だという。
「1個105円」という話を、出入りのヤマト運輸に話したら「随分いいですね」と
の反応。確かに事業所の多い東京などの都市部ならば結構いいのかも知れないが、
荷物の少ない地方では生活できないのではないか。
そのヤマト運輸の方も、結構夜遅くまで配達しているようだが「月給は手取り20
万未満」とのこと。
2003年の道路貨物運送業の総実労働時間は2,192時間。全産業が1,845時間(厚生
労働省の資料より:もちろん不払い残業はカウントされていない)とのことで、
労働条件は良くない。
運輸関係の効率化は限界に近づいているのではないだろうか。
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はたらく仲間のみなさん。わたしたちは、加古川郵便局で小包配達を行ってい
る関西トランスポートという会社で働く労働者の組合です。5月25日の朝、関西
トランスポートは私たち全員に対して「平成17年6月30日をもって、加古川郵便
局との小包委託契約を終了することになりましたので、貴殿との請負契約は同日
をもって解約とさせていただきます」という通告文をわたしてきました。
会社はこのたった3行の文章いがいにはなんの説明もせずに、突然私たち全員
を6月末で解雇するといってきたのです。
〜労基法違反が堂々とまかり通る郵便局〜
●一日12時間働いてたったの二千円
わたしたちの賃金は、一個配達完了して(伝票にハンコ貰って)一〇五円とい
う完全歩合制です。不在だったら何も支払われません。まったくのタダ働きです。
そういう条件で、朝は8時くらいから、夜は9時まで、ひどいに時は0時をまわ
るという長時間労働です。
物数が少ない時は1日15〜20個という日もあります。12時間働いてもたったの
二〇〇〇円にもならない日もあります。職場でアンケートをとったら、一日一二
〇〇円だったという人もいました。これは兵庫県の最低賃金(時給675円)を
下回っています。あきらかな労基法違反です。
●車持ち込みの人は月収10万円以下
車を持ち込みでやっている人はもっとひどい状態です。一個の単価が一二〇円
と15円高くなっていますが、車の経費やガソリン代は自分持ちです。15円の差額
ではとうていまかなえません。回れば回るほど赤字がでています。毎月ガソリン
代・経費などが4〜6万かかっています。毎月の賃金からそれを差し引くと、手
元には6万〜10万しか残りません。
〜『ゆうパック・リニューアル』で労働条件は最悪の状態に〜
いま郵便局はテレビのCMなどで『ゆうパック』のキャンペーンを大々的に行
なっています。昨年10月から始まったこの『ゆうパックリニューアル』によって、
わたしたちの労働条件は最悪の状態におちいっています。
一度不在通知を投函した家への3日間再度持ち出しや電話受付時間の延長(午
後7時から午後8時へ)、翌配エリアの拡大などで、労働時間が延長されたうえ
に、ただ働きが増えたおかけで、実質的な賃金は引き下げられました。
もはや労働条件の悪化も限界に来ています。郵便局や関西トランスポートはわ
たしたちをどれだけこき使えば気がすむというのでしょうか? こんな状況で働
くわたしたちは、貯金もできず、自由になる時間もありません。
憲法第25条の『国民は健康で文化的な最低限の生活を営む権利がある』という
ことすら守られていません。
〜声を上げたら、直ちにクビ〜
しかし、「もう我慢にも限界がある」「せめて人間らしい生活が送れる賃金を
保障してほしい」というささやかな要求をかかげて、この3月から会社と交渉を
はじめました。
ところが会社は交渉をはじめてわずか2ヶ月で、「全員解雇する」と言ってき
たのです。私たち小包配達の労働者は「人間らしい生活を送りたい」という当た
り前の要求を声に出すことさえも許されないのでしょうか!
加古川郵便局は、私たちに対して「会社が委託契約を打ち切る理由は経営の悪
化だといっている」と説明しました。会社は加古川郵便局から小包一個一六九円
で請け負っています。ところが私たちには一個につき一〇五円しか支払っていな
いのです。車持ち込みの人でも一個につき一二〇円です。私たちから3割〜4割
ちかくもピンハネしておきながら、何が「経営の悪化」でしょうか!
〜組合つぶしに負けず、解雇撤回まで闘います〜
解雇に理由があるとすればただ一つ、それは私たちが労働組合に加入したとい
うことです。私たちは組合に加入して団結することで、はじめて会社に物を言う
ことができました。団結権は憲法で保障された労働者の権利です。「団結したら
クビ」という会社のやり方はぜったいに許せません。
私たちは、このような不当な解雇通告を受入れることはできません。また私た
ちに劣悪な労働条件を強制している張本人でありながら「委託業者のことは無関
係」という無責任な態度を取っている郵便局はほんとうに許せません。私たちは
解雇通告の白紙撤回までたたかいます。みなさん、ご支援・ご協力をお願いしま
す。