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(回答先: 611F駅通り殺傷事件:その後 投稿者 馬場英治 日時 2005 年 7 月 26 日 05:13:53)
> あたくしは、実はしばらく前に雑談板になさった
> お住まいの町での妙な事件についてのご投稿を見て
> お元気なようすなので大変安堵いたしておりました。
私は,いつもはほとんど俗界を離れた雲の上で遊んでますので,あの事件を知ったのもほんとの偶然です.しかし,「知ってしまった以上」,書かないわけにはいかなくなりました.
> 馬場さまは当然ご存知なはずもありませんが、
> 実はどうしておられるのかとよく考えていたんです。
ほんとですか?ひえーっ,感激!!
> サイクリングもなさってるんですってね(^^)。
へへ.知ってますよね?もう大分前の話ですが2つの川が合流している場所があってそこに小さな堰がありましてね, 私はそこをチュンヤンの堰(春燕堰)と呼んでたんですが,そのころは毎日そこに自転車で日参してました.(昔一度賢治のイギリス海岸に行ってみたことがありますが,負けませんよ.まぁ私の主観ですが.)最近はあまり遠乗りしてません.あの日はなぜか予定コースから逸れてしまってとんでもなく遠いところに出た挙句(それが次に続く事件の現場になった「美わしの里」です),帰り道パンクして一時間も自転車を転がして帰るところでした.あの日も暑い日で,高い桑の木に残っていたドドメを背伸びして摘まんで食べたのが何ともおいしかった!
> そして先頃 『611F駅通り殺傷事件:その後』
> http://www.asyura2.com/0505/idletalk14/msg/156.html
> を投稿なさったのをお見かけした時には
> 先のご投稿のあと戻ってみえるのかどうかわからないと思っていたので
> 危うくウルッとキそうになったんですから。
そこまで読んでくれてたんですね!ありがとう(むぎゅ).私は前の奥さんから「あなたは叩いても死なない」と言われたくらいで,a man of hardly dying なんですよ.
> 一方、何でもその馬場さまの方はと言えば、あたくしの様子を見て
> 『ぷしゅ』
> だそうざんすね?
嫌われたかな?
> 心配して損した(笑)。
少なくとも毒物では死なないということが立証されました.V(^^) ピストルの弾だって当りっこないという気がしてますが,プロの手にかかったら終わりですね.彼らは心を持たないマシーンですから.
> 「サイパン島のジャングルの奥深くで残留日本兵と再開したような感じ」
> はお互いさまですよ。
そうですね.でも,私の日常は現実のサバイバルゲームですよ.この間は差し入れのとうもろこしのサヤに挑戦してみました.軽く日干ししてハサミで細切りしたものを炒めてみたんですが,チップス風で結構いけましたよ.中に柔らかい毛が入ってるでしょう?これなんかほとんど海鮮じゃないかと飛びついたんですが,とんでもない,確かに見た目にはそそるものがありますが口に入れてみるとナイロンより硬くて(^^;),酢の物ならまだよかったかもしれないけどあいにく酢も切らしてたし...(余談ですが,愚民党さんが「サバイバル」というときはもっと凄みがありますね.)
私はある種「先取り実験」的な意味合いでこれを行ってますが,必ずしも個人的経験に留まるものではないと思っています.ここではこのような状況を仮に「国土のサイパン化」と呼んでおきましよう※.いいですか,小さいトマトが箱詰めで23個入って100円で八百屋の店先に並んでいます.(東京では見かけない光景かもしれません.)八百屋のおばさんに「何か申し訳ないみたい」と言うと,おばさんは「私らは仕入れたものを店に並べるだけだからいいけど,農家がね...」と言って口を噤みました.私はそのトマトを浅いカゴに並べてしばしその天然の美を楽しみ,食べる前には必ずその前で手を合わせて拝みました.この日本中のどこにでも見られる程度にさびれた私の街では生産者・零細商工者・貧民は相互扶助の精神でお互いを支えあって生きています. ※私はバブル崩壊を天災ではなく,戦災(経済戦争→敗戦)であると考えているので,駄洒落でもこじつけでもありません.これを「ジャングル経済」と言い換えると弱肉強食のイメージになって話がまったくずれてしまいます.しかし,ベンジャミンの言う「日本経済の暴力化」というのはまさにこのこと(ジャングル経済化)ですね.
つい最近,菅直人が大分前に巡礼に出たという話を年金生活者のたまり場になってる喫茶店のママから聞きました.たまたま政治の話になり,私「菅がいるじゃない」,ママ「だけどもう人気ないよ」,私「え,何で」に対する答えです.巡礼に出たくらいで人気が落ちるというのも腑に落ちないが,むしろ菅が宗教的なものが必要なところまで進んだというのならそれも悪くないだろう.だけど,相手は「この世には善も悪も無い」という札付きの無神論者だからなぁ,ちょこっと巡礼に出たくらいのやわな宗教心で対抗できるのかい?というのがそのときの私の感想です.(案の定,菅の巡礼行はただの座興だったようです.)
ほんとのところ(昨日ネットで確認するまで)民主党代表が今は岡田に代わっている(そもそもその岡田を知らない)ことすら私は知りませんでした.2004年通常国会で国会議員の年金未納問題が論議されていたことまでは耳に入ってきてましたが,ほとんど興味を失ってましたので取立てて追いかけることもしませんでした.菅の行脚のきっかけが,「菅自身」の年金未納と不倫の暴露だったという事実を知って私は絶句しました.私は菅を他の誰よりも高く買ってましたからね.国会というところはよく言っても(悪く言ったらきりがないので止めます)もはや一見高級な会員制クラブ以上のものではありません.そこには一欠けらの「まじめさ」もなく,彼らだけの閉鎖したサークル(東京)に閉じこもって,国民生活(地方)の実態とはかけ離れたあさっての方を向いています.彼らに「国土のサイパン化※って分かる?」と聞いてみましょうか?(振り向きもせず)「何それ?」ってなもんでしょね.※一応模範的な答えを書いておくと,「外国勢力(北朝鮮ではない)と密通する中央銀行の破滅的金融政策(いわゆる窓口指導)によって崩壊(ジャングル化)した国民経済の最終段階(サバイバルフェーズ)」ということになります.
いまだにインフレ待望論などというものが生き延びているというのが,どこまで彼らのピントがずれているかを如実に示しています.日本社会※は辛うじて現在の超低物価で持ち堪えています.これは単純な事実です.これらのほとんどは中国からの輸入物品ですが,ここにドーンとインフレが来たらどうなりますか?私は国民の50%くらいまでは預貯金1000万以下と見ているのですが,その頼りの預貯金はあっという間に日向の雪だるまになって溶けてしまうでしょう.ある人には恵みの太陽が大多数の人には破綻を宣告するものになります.一言で言えば少なくとも今後50年間は日本においてインフレーションというオプションは有り得ないのです.元の切り上げ圧力がかかっていますが,円の対元相場がドルに連動して下がったらどういうことになるでしょう?経済評論家は実態経済の力の差があるから,円は元に対して下がらないのだなどとご託を並べているようですが,馬鹿らし.※ここで日本経済でなく日本社会としているのはタイプミスではありません.真偽のほどは分かりませんが,何年か前中国政府高官の一人が10年後には日本は中国の属国になると放言したという話を聞きました.そのときは,まさかと笑い飛ばしましたが,私は思い出してもう一度笑う気にはなれません.
> 何でい、まだ生きてんのか(笑)。このくたばり損ないめ!
済んまへん,姉御.m(_ _)m
> お互い顔真っ黒でてかてかだったりして。
そういうのいいですねー.どこか南洋の小さな島に住むというのは私の夢でして,核実験の跡地だけはゴメンですが.日本の南洋化と言ってますが(前に書いた気もします,そろそろボケないと),このところ気温の上昇だけじゃなく,紫外線が異常に強くなってることも確かです.毎日野外作業やってる人でほんとに真っ黒という人を最近よく見かけます.あと50年もすると日本人の半数くらいは真っ黒になってるかも,と思います.その頃には北極海も溶けて往来できるようになり,沿岸は避暑地になって真っ白いスワンみたいな格好の快速船でロシアからアメリカやカナダに渡れるようになりますね.北極点を中心に北半球を上から見ると北極海は大陸に囲まれた内海みたいに見えますよ.日本は水没して富士山群島と呼ばれるようになってるかもしれませんが...
> 驚いたのは、馬場さまも随分しばらくお見えでなかったのに
> 色々とよく見えていらしたことです(上掲のURL参照)。
内外左右のメルマガを数本取ってますけど,最近は流し読みです.テレビ・新聞などはありません.
> あの『蛆虫の棲家』ですねえ。
> あたくし、あれを読んで5ヶ月ぶりくらいにやっと溜飲下がりましたわ!
あの辺りはほとんど「お筆先」ですね.「私」が書いたものじゃありません.
> ほんとですよ、端で黙って見ていた人にそう言ってもらえるんだから。
> ああおっしゃるからにはよくご存知でしょう、この5ヶ月がどんなだったか。
風の便りには聞いてましたが,まさかここまで悪化してるとは思いませんでした.
> また: あの
> 『我々はノーリターンポイントを越えたのだろうか?』
説明を加えようかとも思ったんですが,ここは「もっともセンチメンタルなところ」なので,そのままにしておいたところです.モンローの帰らざる河のイメージもあったので...私に何かあったらその行を読み直して今度こそ思い切り泣いてください.
> ですが、あたくしは、あれを最初
> 『我々はノータリーンポイントを越えたのだろうか?』
> って読んじまったんです。
だぁ!何ともあなたらしい...ケラケラ
> でも、それでも話通じちゃうんですよね。
意味は通りますねぇ.
> とても物哀しくなりました。
なぜバレバレなのか?ということが彼らにまるきり分かってないということが問題です.読解力ないし文章力の問題と言ってしまえばそれまでですが,日本語の高度のデリカシーを若い世代が継承できていないとしたら,むしろその方が問題ですね※.日本人全体はことによるとある種の古代秘密結社で日本語はその隠語だと言えるかもしれません.「エセ日本人」には習得の難しい言語です.(と言い切ると半兵衛さんあたりから叱られるかな?標準語が確立したのはいつ頃でしょう?)※(日本語ではなく)英語だったら,あるいは外見上噛み合った議論に見えたかもしれません.私の言う「ハーバード流詭弁術」(Harvard style pleading tactics) の世界ですが...日本語の場合言霊と言いますが,言表の中に「いのち」が宿らないと日本語にならないんですよ.
> またのご投稿を楽しみにいたしております。
もうちょっとだけ雑談を続けたいので,お付き合いください.