★阿修羅♪ > 雑談専用14 > 156.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
無法警察都市Fで祝う法治国家感謝デーの長い一日:実録 F駅通り殺人事件
http://www.asyura2.com/0505/idletalk13/msg/706.html の続編.タイトルは
高察官K氏の助言によりF駅通り殺人事件を改めF駅通り殺傷事件とした.
冒頭2パラグラフ18行は個人的記述に過ぎるので割愛した.
状況はとてもとても悪くなっている.611F駅通り殺傷事件に関する情報は完全に
封止され,あたかも事件そのものが存在しなかったかのような不可解な外観を呈し
ているが,予測された通り,身近に見聞きする限りでも関西系の浸透は堰を切った
ような水勢である.破竹の勢いとはこれを言うのだろう.関西系は一般に地元系よ
り体格に優れているので容易に識別できる.彼らは「リクルート」と称する夜間の家
出少女狩りを精力的に展開しているようだ.この街にはすでに彼らを寄生させるだ
けの体力すら残っていないと思われるのだが,どうなってしまうのだろう?
ダグのGEB※にT4ファージが宿主である大腸菌細胞に自己のDNAを注入し,内部
から破壊して宿主を食い尽くした後,破裂した宿主の細胞から大挙噴出してゆく場
面を描いた図版がある.まったく同じことがまず関西圏で起こり,ついで全国に広が
った.このような暴力の転移と増殖は世界中のあらゆるところに見ることができる.
ソ連邦破綻後のロシア経済の広域的組織暴力化はその顕著な一例であり,タリバ
ン政権壊滅後のアフガニスタンなどもややそれに類似する.しかし,911に始ま
り,イラク戦争を経てマドリード,ロンドン,エジプトに至るどんな列車運行線図よ
りも正確に遂行された暴力の跳梁はそれらすべてを凌駕して余りある.今や世界
を暴力と暴力による支配が覆い尽くしている.※(ダグラス・R・ホフスタッタ著,
ゲーデル・エッシャー・バッハ,白楊社,1985)
阿修羅は完全に蛆虫の棲家となってしまった.ステージではそれぞれ慎重居士・
大言居士などの役割を割り当てられた大根役者による茶番が繰り広げられてい
るが,噴飯ものとしか言いようのないお粗末なものである.良質な書き手はとうの
昔に逃散して,そのうちのわずかはこじんまりと小さいサークルに逼塞しているよ
うだ.最強の書き手であったあっしらはインド洋津波に遭遇して行方不明という流
言がまことしやかにささやかれ,ネット伝説として広く定着しつつあった.あっしら
自身が紙上に姿を現すことでこの流言は辛くも否定されることになるのだが.
悪い知らせが続く:リバーベンドの弟がイラク秘密警察によって逮捕・拘束された.
リバーベンドの家族はアンマンに移住していたのだが,バグダッドの留守宅に泥棒
が入ったという知らせを受けて父親と弟が補修のために戻ったところで,待ち受け
ていたかのように秘密警察によって拉致され,どこかに収監された模様である.リ
バーベンドには兄弟が2人いてどちらもブログを持っている.拘束理由はブログの
内容が反政府的であるということのようだが,弟はどちらかというと内省的なタイプ
でほとんど該当しない.リバーベンドブログの更新は7月のある時点からほとんど
止まっている.このブログは才気あふれる若きアラブ女性の無垢な眼差しを通して
米国とその傀儡政権の醜悪な犯罪性と戯画性を容赦なく暴き,イラク版アンネの
日記として西欧世界からも幅広い支持と共感を享受してきた.この逮捕劇はイラク
では日常となってしまった何千という事例の一つであるに過ぎないが,このことが
今この時点において起こったことの意味するものは大きい.
Theory-Edge※のウラジミールは2ヶ月ほど前に失職した.屈辱的な処遇に甘んじる
ことを恥じて自ら退社したもののようである.ウラドの勤めた会社は米国に無数に存
在する投機的証券取引を扱う会社の一つであり,彼はそこに名前ばかりの上級シス
テムエンジニアとして9ヶ月間在籍し,プログラミングとはかけ離れた仕事に従事し
た.日本と同様米国でもソフトウェア産業はすでにほとんど壊滅状況にある.知的労
働市場のインドへの転出をその要因の一つに挙げることができる.それにとって変
わるように投機・ポルノ・医薬品/模造品販売などの詐欺まがいのネット産業が勃興
した.ウラドが鬱憤をぶちまけて綴ったものを読むと.このような会社に瀰漫したア
ウトロー的強圧的雰囲気がよく分かる.国内の先物取引商社や消費者金融などの
朝礼風景を想像すればおおよその見当は付くだろう.※ウラジミール・Z・ヌリの主
宰する離散数学系メーリングリスト
まだまだ悪い知らせがある.7月12日には月刊誌「紙の爆弾」を発行する鹿砦社の
松岡社長が逮捕された.最悪である.大量の書類とサーバ,パソコンの半数が当局
によって押収されたらしい.民事で係争中の事案に関し,名誉毀損罪を口実として
出版社の社長が逮捕・拘留されるという事態は前代未聞であり,有り得ないことであ
る.いよいよここまで来たかという感がある.私はたまたま同社のメルマガを申し込
んだばかりであったので,深刻な衝撃を覚えた.鹿砦社は大手パチスロ機器メーカ
アルゼに関わる暴露本を4冊刊行し,警察高級官僚と同社との癒着を決死で追求し
ている戦闘的出版社である.一切のタブーを排して巨悪に挑む月刊「紙の爆弾」は
山岡俊介氏,ベンジャミン・フルフォード氏,安部譲二氏などの不義を憎み公正を愛
する強力な執筆陣を擁する.
我々はノーリターンポイントを越えたのだろうか?カリブ海に面する南米ベネズェ
ラの貧しい国民は困難な経済環境の中でも大統領を信任し彼に全権を委ねてきた.
その国で,国民に支持された合法的政権がCIAの画策するクーデターによって突
然転覆された.なぜ?なぜそのような理不尽なことが?と訊ねるときその合理的答
えが「ベネズェラには石油がある」ということであるとしたら傷ましい限りである.
カリブに浮かぶ小国ハイチでも同じようなことが起きていると聞いた.南米で起き
ている悪いことはことごとくアメリカに端を発している.アメリカはどこまで悪くな
るつもりだろう?アメリカはすでにノーリターンポイントを越えてしまったのか?
北朝鮮の核問題に関しては巷に2説がある.一つは米国は2正面作戦を避けて中
東に戦力を集中するという説,つまり東アジア軟着陸説.もう一つはイラク戦争を失
敗と認めてそこから全面撤退し,対中対決に備えるというもの,つまり東亜ハードラ
ンディング説であり,そこでは核使用の可能性すら否定されない.中・露・インドが
核となりシルクロード諸国を糾合する上海機構が機能し始めていることをどこまで
評価するかという視点の差であると言えるかもしれないが,おそらくそのいずれで
もない.差し当たり決定権者はアメリカであり,日本はそれに盲目的に追従する.
前次世界大戦の戦後処理として朝鮮は分断国家になったが,これはドイツのように
戦争責任を問われその懲罰として行われた訳ではない.むしろ朝鮮は日本に併合
され屈従を強いられた被害者である.歴史的に見れば朝鮮を分断したのはそのとき
の覇権国の都合に過ぎない.6ヶ国会議にはそれに関わるすべての当事国が参加
している.その意味で6ヶ国会議には朝鮮再統一のイニシアティブを取る権能があ
る.これは決して有り得ない話ではない.すでに時宜は十分過ぎる程に熟している.
しかし韓国自身は今のところ直ちに国家統合に踏み切る用意はないようだ.コスト的
に見て疲弊した北朝鮮をこの時点で引き取るのより,経済援助を拡大しある程度ま
で経済水準が上がるのを待って徐々に移行する方が現実的であると考えている節
がある.いずれにしてもあらゆる兆候から推定するに,韓国の国民はいまや自国の
運命を自ら決定するという意思を固めたと見てよいだろう.対外的には国家主権の
確立であり,国内的には国民主権の確立である.光州事件を思い起こすまでもなく,
韓国の民主主権は韓国国民自らの血によって購なわれた.
翻って日本国内はどうか?今国会には人権擁護法と共謀罪の新設という2つの重要
法案が上程されている.郵政民営化※を推進しているのは,紛れもなく国を丸ごと外
国資本に売り渡そうとしている売国勢力であるが,これら2法案はきっちりとそれに
連動するものである.人権擁護法の議案提出者が誰であるのか知りたいものだ.
この法案は基本的にユダヤマフィアの全組織を引き継ぎ,マルコポーロを廃刊に追い
やったADL(Anti-Defamation League,ユダヤ人の名誉毀損反対同盟)の活動に範を
取り,同次元の活動を国内で展開するための仕組みであると知るべきだ.某宗教団
体とこれら海外組織との密接な関係はまだ一般にはあまり知られていない.
※今ようやくにして思い当たるのは,ここまでの道筋を平坦なものにするためには時
間を遡って2002年10月の石井絋基衆議院議員殺害がまずもって周到に準備され
遂行されなくてはならなかったということである.なぜなら既にこの時期石井議員は
国会の持つ国勢調査権を駆使して特別会計・年金・郵貯・財政投融資の裏側に潜む
闇を調べ尽くしていたからである.石井議員が世田谷区の自宅の玄関先で暴漢の凶
刃に倒れる運命のその日※その時刻に,石井氏の所属する政党の党首がどこにい
て何をしていたか?またその第一報を聞いた後その人物がどのように行動したかを
もう一度想起されるのも一興である.※奇しくもその同じ日に太平洋を隔てたミネソ
タ州エベレス近郊で選挙区に向かうポール・ウェルストン上院議員とその家族の乗る
飛行機が墜落した.ウェルストン氏はブッシュにイラク戦争開始の白紙委任状を与え
る議案の採決で反対票を投じた数少ない上院議員の一人である.
共謀罪法案の成立それ自体は,日本がもはや法治国家ではなくなることを内外に
宣明する以外の何ものをも意味しない.共謀罪は仮に成立したとしてもおそらく実
際に適用されることのない,伝家の宝刀のようなものになるだろう.もしこれが現
実に適用されるようなことがあるとすれば,かつての大逆事件に匹敵するような深
刻な謀略事件のようなものが捏造される場合に限られるに違いない.しかし,その
ときはすでに日本は完全な破局へ向かっているのであるから,それを止めることは
誰にもできないだろう.(このような謀略事件がつねに指標としての意味を有するこ
とは自明である.それは出口のない一方通行路への進入標識のようなものである.)
米国の軍司令部の一つが日本に上陸するという楽しい話も聞いた.そうなった暁
には日本はもはやアメリカの第52番目の州ですらない.残念ながら神国日本は今
や「帝国」の派遣する提督が支配する辺境の「属州」である.(もしかすると古事に
ならって空挺部隊で高天原に降りるのだろうか?)共謀罪の成立は我々日本国民
を法無き国の民とするものであるが,米軍司令部の本土上陸は我々を国無き国の
民とするものである.苦い薬を飲むときにはオブラートに包み目をつむって飲み下
すがよい.オブラートに包まれていても腹に入ってからの効果は同じであるがゆえ.