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(回答先: 【Kさん ワヤクチャさん】過去ログ拝見致しました 投稿者 Carry That Weight 日時 2005 年 6 月 25 日 13:57:41)
Carry That Weight さん、ジャッジをありがとうございました。
私はKさんのおっしゃる話は理解しているつもりです。
その上で反論しているのであって、理解せずに頑なに拒否しているつもりはありません。
日本語の「聞く耳を持つ」の中には「理解しようと努力している。」という内容と「意見を受け入れる。」という内容が混在していると思います。
これが混乱の元であって、「理解しようと努力しているか?」と
「意見を受け入れたか?」は別個の問いとして発するべきものと考えます。
貴方は「理解しようと努力している。」だけで「聞く耳を持っている。」と理解される方だと推察いたしまして表題のように回答させていただきました。
>【Kさん ワヤクチャさん】過去ログ拝見致しました
>http://www.asyura2.com/0505/idletalk13/msg/886.html
>投稿者 Carry That Weight 日時 2005 年 6 月 25 日 13:57:41: >JJIy3maLdB0sk
>(回答先: ジャッジをお願いできそうな人が来ましたね〜(笑) 投稿者 考察者K 日>時 2005 年 6 月 24 日 23:01:26)
しかし、ワザワザ第三者にジャッジを依頼するというのもいかがなものかとも思いますが。ご迷惑では無いか?と私は思いますが。ご自身からやむにやまれず横レスをされるのなら分かりますが、対話をしている当人が第三者にジャッジをお願いするなんて変ではありませんか?
大体自分の考えに近い人にジャッジをお願いするでしょうし。
そんなもので中立的立場の人に判定してもらったなんて言えるのでしょうか?
いえ、これは別にCarry That Weight さんの中立性を疑って言っているのではありませんよ。
そうでは無く、このような依頼は一般的に言っておかしいのではないかと思うのですが。
ジャッジでは無く、「コメントお願いします。」ぐらいでしょう。普通。
投稿者の中で裁判官のような方がいらっしゃるような感じで違和感があります。
>Kさん ご無沙汰しております。
>ワヤクチャさん こんにちは。
こんにちは。
>Kさんのご要望を受け(笑)、お二方のやり取りを一通り拝見させていただきました。
>私の認識では、お二方の見解が拗れたテーマは『靖国参拝』の是非、付帯要素として>の『君が代』『天皇制』だと考えております。
「君が代を唄わない」という闘争の是非についての論議です。
統一戦線形成の為にはそのような少数意見の主張を取り下げるべきではないか?
というのがKさんの主張であり、
自らの主張を取り下げる事無く一致する課題で共闘するのが統一戦線である
というのが私の主張です。
自らの主張を取り下げるのであればそれは戦略的後退であり、自主規制するのも共闘する相手に主張の取り下げを要求するのも統一戦線のマナーに反すると主張しているのです。
自らの主張を取り下げて野合してきたのが、労働組合の右翼的再編と政党の右翼的再編の結果としての民主党の成立であって、このような中から憲法改悪や自衛隊の海外派兵という政治的条件が形成されてきたのだと私は主張しているのです。
他の方にジャッジを求めるのでしたらこのような意見の対立ポイントを明確に示すべきだと思います。
>まず基本的スタンスとして、ワヤクチャさんは急進派、Kさんは中道寄りの左翼派と>区別することができると認識しております。
でしょうね。
>このスタンスの違いこそ、対話が噛み合わない原因ではないでしょうか。ワヤクチャ>さんの『靖国参拝否定』の見解そのものに異議を唱えるつもりはありませんが、その>論調にはKさんが指摘された『自らの主張が絶対的に正しいという前提』を私も感じ>ました。
私の意見一般が絶対的に正しいと思っているのでは無いのです。
この統一戦線のあり方に関してはKさんの主張では左派は戦略的後退ばかりしないといけない事になると主張しているのです。
また、「自分の意見が絶対的に正しいと思っているかどうか?」という事は主観の問題であり、二義的です。
もし、間違っているのであれば間違いが証明されればそれで決着が付く話です。
その意味では私もKさんがご自身の考えを正しいと思っているのでは無いか?などと余計な事を言ってしまったとは思っておりますが。
>そうでなければ、Kさんが提示された『世論調査における靖国参拝肯定派のボリュー>ム』を踏まえ、もう少し謙虚な受け止め方ができたのではないかと考えております。
首相の靖国参拝については国論は二分しております。
それで私は「首相の靖国神社参拝反対」の超党派の統一戦線を主張しているのです。
Kさんとの対立的はその統一戦線を組むにあたって「君が代日の丸反対」の主張を下ろすべきかどうかをめぐってです。
Kさんは「君が代を唄う事」は多くの日本人にとって普通の事なのであえて唄わないという闘争をするのは変人扱いされて共闘する際の妨げになるというものです。
私はまさにこの「変人扱い」こそが戦略的な闘争対象であると申し上げているワケです。
君が代反対を取り下げる事なしに統一戦線を組むのでなければその戦略的闘争より低い位置付けの「小泉の靖国参拝阻止」で共闘しても戦略的後退であると申し上げているのです。この戦略と戦術の位置付けがKさんと私では逆になっていて、Kさんは大事な(戦略的な)「小泉の靖国参拝阻止」をする為なら大事では無い(戦術的な)「君が代反対」を下ろすべきだとおっしゃるのです。
それは逆でしょ?というのが私の主張です。
また、そこまでしてあえて統一戦線を組まなくても、別個に「小泉の靖国参拝阻止」運動をやればいいだけの問題です。
もう一つは「首相の靖国神社参拝をしない」という方針の政権を作るという件ですが、この件に関しては主張を下ろす事無く統一戦線を組む事ができれば選挙協力などできるだろうと考えております。
この辺りの説明抜きにジャッジをお願いするのはいかがなものだろうか?と思います。
>Kさんの論調は、日本世論の最大多数派を占めるものが多く、誰しも胸に秘めている>要素が含まれていると考えております。
それは、そうです。
しかし、世論はマスコミを通じて形成されているものが多く、もし世論を気にして闘争課題を取り下げるのであれば我々は永遠にマスコミに操作された世界で政治を行う事になります。マスコミや世間一般の多数意見に対する批判こそ左派が行うべき活動です。まして、この阿修羅掲示板での言論活動などはその典型であり、少数だが正しい意見をいかに世に出していくのかが問われているのです。
マスコミでは創価学会批判はしにくくなっているようです。
創価学会や電通などが世論を操作しているというのが実態なのではないでしょうか?
多数派形成を自己目的化すると間違うのです。
多数派形成よりも大事なのは正しい主張を行う事です。
政治の世界では権力獲得の為に正しい主張を取り下げで多数派になろうとする傾向があります。
特にマスコミによって形成された意識に迎合しようという傾向が強いです。
公明党などはその典型です。
こういう多数意識の中の誤った意見に対する批判こそが最も重要です。
その批判をないがしろにして権力を形成してもそれは対抗的権力足り得ません。
>しかしながら、それは悪く言えばKさんのオリジナリティに乏しいと指摘することが>できるでしょう(勿論全てではありません)。
オリジナリティ云々は政治の世界ではあまり重要であるとは思えません。
古くからある正しい考え方も正しく継承するべきであるからです。
>Kさんが常々言われている「広い視野と多角的考察による最適解の模索」という観点に>照らせば、Kさんの論旨は極めて現実的・客観的なものになるのは当然のことです。
その「現実的・客観的」の評価はマスコミによって形成された多数派意識に迎合するとういう戦術が多数派形成に役立つという判定のように見受けられます。
しかし、私の考えではそのような形で多数派になっても内容が無くなっているのです。
意味が無いという事です。
多数派になる為に手段を選ばないという誤謬であると考えます。
民主党の体たらくがその証明です。
>この論旨がワヤクチャさんには「他人事・奇麗事」のように認識され、受け入れられな>いのではないでしょうか。
そうでは無く、せっかく形成してきた左派スタンスを自ら投げ出す事になるという事です。
>やり取りを見て感じたのは、少なくとも本件についてのワヤクチャさんの筆致や論調>は極めて強硬なものであり、それだけ信念を持って臨まれたということが容易に推察>できました。
その通りです。
統一戦線を形成する場合のKさんのような誤りは批判せざるを得ません。
>それは尊重致しますが、あれほど『対話』を重視される方であれば、どんなテーマで>あれ文面に『聞く耳を持つ姿勢』を明瞭にすべきではないかと感じた次第です。
私はKさんのおっしゃる内容を充分に理解しているつもりです。
理解できていない点があるとおっしゃるのであればその点をご指摘いただけましたら幸いです。
>拙い雑感ですが、お二方にとって何らかのヒントになれば幸甚です。
ワザワザ申し訳ありません。
第三者に意見を求めるにあたって論点の整理をして意見を伺うというのがマナーだと思います。
そういう事をKさんがされずに丸投げされたという事に対して「いかがなものか?」という感想を持ちました。
私なりに論点を整理させていただきましたつもりです。
不明の点はおっしゃって下さい。
ご意見をいただくのはありがたい事ですが、貴方にとっては煩わしい事では無いか?という事を危惧いたします。
今後共よろしくお願い申し上げます。