★阿修羅♪ > 雑談専用13 > 887.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 世界を驚かせた日本のユニークなサッカー アジアで低レベルのサッカーをしていては日本の良さは出ない(写真あり) 投稿者 TORA 日時 2005 年 6 月 24 日 13:49:03)
【ニュルンベルク(ドイツ)24日=永井孝昌】世界王者が、日本に学ぶ。ブラジルは25日(日本時間26日午前1時開始)、コンフェデ杯準決勝で地元ドイツと対戦。決戦を前に、ベテランMFエメルソン(29)が「日本選手のように動け」と、若い選手にゲキを飛ばした。中2日というハードな日程で、選手の疲労もピーク。それでも、ブラジルは王者の意地でドイツを倒す。
「日本のようにやれば、いいんだよ」。エメルソンはドイツ戦を控える若いブラジル代表選手たちに言い聞かせるように話した。1次リーグ突破をかけた22日の日本戦は2−2の引き分け。準決勝進出こそ決めたが、苦しんだのも確かだ。ベテランのボランチは、その試合を振り返った。
「ボールを持っていない選手が何を考え、どう動くか。日本は11人が最後まで組織的に動いていた。ところが、ブラジルはバラバラだった。1人がボールを持っても、後ろの選手は見ているだけ」。その口調は、怒りからか激しかった。自分のプレーだけに走り、チームプレーを考えない若手が、許せなかったのだ。
もともと、ブラジルの選手には珍しく献身的なプレーが持ち味だ。「ロナウジーニョが11人いても、強いチームなどできない。タイプの違う選手が自分の役割を果たして、初めてチームは機能する」が持論。あと2試合、この大会で優勝するために、あえて厳しい言葉で選手を鼓舞した。
ただでさえ、ブラジルには不利な要素がある。アルゼンチン戦から中3日のドイツに対し、ブラジルは中2日。しかも、ドイツはMFバラックら主力を温存している。「相手は休養十分だが、こっちは疲れでボロボロだ」と、パレイラ監督からも弱気な言葉が出る。
98年W杯は準優勝に終わり、02年W杯は直前のケガで棒に振ったエメルソン。それだけに、タイトルへの思いは強い。「負けなかったのは、日本に点を入れる選手がいなかったからだ。しかし、ドイツは違う。ちゃんとゴールする選手がいる」。ベテランは、真剣な表情で話していた。
[2005/6/25/07:16 紙面から]