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(回答先: ここは,地上だ。天国になることはない。(むしろ)行動は暗闇,への跳躍なのだ。R.ソルニット 【TUP速報515全文転載】 投稿者 馬場英治 日時 2005 年 6 月 23 日 12:50:06)
>馬場英治さん どうもです。どうやら、下げ進行が好きなようですね。(笑)
馬場さんは天国なんて創造するのは無理と悟ったようですね。
確かに、突き詰めれば、それは真理です。
どのような制度や規律、もしくは規制の廃止(自由の尊重)を行ったとしても、この世に天国は作れません。
人間には、妬み、嫉妬、自己保身、差別心、自己顕示欲、贔屓心、警戒心、独占欲などの感情があります。それがあるから人間なのです。
誰だって、他人より楽をしたいし、他人を完全に信頼もしないし、他人より裕福になりたいのでしょう。
人間にそのような、感情がある限り、地上から不幸が消えることはなく、悲劇に満ちあふれます。これらは人災によっておこる悲劇です。
しかも、地上には自然災害、疫病なども満ちあふれています。
それらを冷静に、かつ合理的に判断すれば「地上に天国は作れません」
でも、ゴールがないから「目的意識を持続させることは可能」です。
Kは思うのですが、何かに熱中する時「一番楽しいのは『その過程』だ」と思うのです。
馬場さんはプログラマーだと言うことです。それなら「プログラムが完成した時の達成感」は分かっているのだと思います。
しかし、よ〜く考えて貰うと、達成感より、途中の試行錯誤を繰り返していた時の方が充実していて「楽しかった」のではないでしょうか?「生きる喜び」と言うような物を感じていたのではないでしょうか?
Kは古本コレクター的な趣味も持っています。稀覯本を入手した瞬間は「やった〜!」と思います。しかし、手に入れてしまえば「こんなものか〜」と思うのも確かです。
本当に楽しいのは、絶望的な状況下での、手段の模索、手法の考察などの藻掻いている時なのだと「ある日、悟ったのです。」
「これは、ちょっと駄目かな?」「合理的に考えて、ほとんど絶望だな」「確率的にKが入手できる可能性はない」・・・
色々に変化する想いの中でコンマ以下でも希望が残っていれば、そこには「生きる楽しみがある」のです。
確かに、人間の感情の複雑な「我が儘」から判断すれば、それがある限りは「地上に天国は出来ない」でしょう。しかし、そこを工夫で解決する事をあきらめない生き方をする人は「夢から覚め才限り、天国に暮らしているのです。」
詭弁でしょうが、それも、一種の真理です。そのように考える人もいるのです。仮に、そのように考える人の数が増えれば、天国は近づくのかもしれません。