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「宗教、精神世界への偏見」について
http://www.asyura2.com/0505/idletalk13/msg/782.html
投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 6 月 21 日 17:17:31: YdRawkln5F9XQ
 

(回答先: ご両人に注目する者として 投稿者 日 日時 2005 年 6 月 21 日 03:56:17)

日さん、レスありがとうございます。

宗教や精神世界については確かに私は拒絶感を持っております。
それは、バグワン・ラジネーシの著作にうっとりする人々などを見てそのような感想を持っているのです。
宗教や精神世界は、世の中がどうなろうとも自分の心掛け次第でちゃんと生きていけるというような「精神の応援団」のような役割を持っていると思います。
確かに絶望の淵に立った人にとって精神科医が処方する抗うつ剤を服用する事が対症療法的には必要であるように「精神的な支えの書」を読む事には意義があるでしょう。
しかし、同時にそれは解決では無いと思っているのです。
人間の不幸の感覚を和らげる効果があるだけで解決では無いのです。
そこでそういう宗教に酔心している人々は「私は解決を求めているのではなく心の平安を求めているのであるからそれでいいじゃないか。」というのです。
確かにどうする事もできない不幸(身内の死など)に対して心の平安を取り戻す事は必要でしょう。
しかし、宗教が問題なのはそこから出発して世のあらゆる問題を「心の問題」に矮小化してしまう事です。
貧乏なのも自分の心掛けが悪かったからだと納得させられ運命だと諦めさせるような事をするのです。
こういうところが宗教が奴隷精神を植え付けるものだと私が思う所以です。
簡単ですが、これが私が宗教や精神世界に拒絶感を持っている中心の問題です。

>ご両人に注目する者として
http://www.asyura2.com/0505/idletalk13/msg/774.html
>投稿者 日 日時 2005 年 6 月 21 日 03:56:17: IR1H95zbmUf8k

>(回答先: 日さん、お心遣いありがとうございました。 投稿者 ワヤクチャ 日時 >2005 年 6 月 20 日 15:28:24)

>今回の都会暮らしさんの投稿は、これまでのワヤクチャさんの投稿活動に対する明確>なアンチテーゼでしょうが、最低の手法、切り口です。しかしこうした形で対峙しな>ければならない都会暮らしさんの心情にワヤクチャさんが迫ってゆくのはある意味画>期的かも知れません(失礼)。

私は相手の内的論理に付き合おうとするのですが、都会暮らしさんはそれが気に入らないようですので、もうやめます。

>そこで、この機会に自らの未熟を棚に上げさせていただいた上で、忌憚の無い意見を>述べさせて頂くとすれば、その考えられる要因として
>@ワヤクチャさんの多量な投稿数。その核たる主張部分への異論者にとっては、それ>は確かに目障りなはずです(日としては9割方共鳴しております。これは最大クラス>です。)。

どうも。

>Aその異論部分とは?可能な限り真摯に相手に向き合おうとする姿勢が、必然レスの>多さとなり、反面1対1の対話が不成立に。主張の一貫性、整合性はあっても個的に>対話を育み、歩み寄るには、多分に時間が不足し、時には荒く処理されている。

そうですね。
自覚しております。

>B同志行動を主張するが、web上(ここは私もわかりません)。

バーチャルな意見交換から始めて実社会での活動に転化できればと思っております。
ここではあくまで匿名ですが、実際の活動報告は実名で別途公開していくという活動です。ここと現実をリンクさせるのです。

>C宗教、精神世界への偏見(共鳴できない1割です)。

分かりました。
対話していきましょう。

>特にCについてが重要なのだと思います。
>層化や殆どの宗教については同意見ですし、共鳴もしております。
>同志行動を呼び掛ける基盤にある哲学にも、全く信頼しております(多少違いがあろ>うとも)。
>ただし、唯物、無神論的帰結からの、蔑視があるのだと思われます。

単にマルクスが「宗教はアヘンだ。」と言った事からの蔑視では無いつもりです。
私なりに宗教の本質を考えた上での拒絶感です。
宗教の本質とは、人間の外に理想化された人間を想定し、その理想化された人間に近づこうという努力だと思われます。
これは、一見正しい事に見えます。
しかし、一般化された理想の人間に個々の人間が近づく事は不可能です。
従って神は絶対者となり、神を代弁する宗教指導者が絶大な権力を持ってしまうのです。
この権力の目的はただただ神の命令に従わせる事であり具体的な内容はその時々のご都合主義で変わります。
私が主張する対抗的権力は具体的内容(目的)を伴うものであり、具体性を排除した
理想的人間の象徴としての神に絶対服従するという思想とは絶対的に矛盾します。
だから宗教を否定しているのです。
しかし、人間の精神的営みの多様性には学ぶべきものはあると思っております。
人間の精神世界を宗教と結びつける事に私は反対します。
宗教の中で度々登場してきた偶像崇拝の否定は、宗教の目的が社会が平穏である為の倫理であって、絶対者の存在を否定する事であったと思います。
倫理を守らねばならない理由は人間社会の平穏を求める為であり、絶対者である神の罰を受けるからでは無いという主張が繰り返し行われてきたと思います。
ブッダは人の中に仏があると言いました。
これは、人こそが生きたままで仏にならねばならないのであり、人の外に仏はいないという事であると思います。
人の外の絶対者の否定です。
しかし、ブッダの弟子は偶像を作り、宗教権力を作ってしまいました。
私は人は社会と連動したものであり、社会のしくみをよりよくする営為を通じて人は自己変革を遂げるのだと思っております。
創価学会員が主張するように「どんな社会になろうとも人間がダメならダメだ。」という人間と社会を切り離す二元論を否定します。

>(これについてどの様な反論もお受けいたしますが、非常に高熱な情報をお伝えしな>ければならないので、公開討論は無理です。

了解いたしました。
可能な範囲で結構です。

>又、秘密対話は望まぬと拒否されますか?

秘密対話は社会に益をもたらさないと私は思います。
ここに投稿する事で弾圧を受けてもいいと私は思っております。
秘密にしていればそれは社会には何も及ぼさないのであり、弾圧を受けない反面、何もいいものを生み出しません。
同じ事です。
また、秘密対話をして、時期を見て公開した時にやはり弾圧はあるでしょう。
早いか遅いかだけであれば、なるべく早く全ての主張を公開した方がいいと考えます。
もちろん、あなたがご自身のお考えをまだ秘密にするのであればその事についてとやかくは申しません。

>過程として権力への対抗権力を是認されるのであれば、秘密には秘密で対抗する時期>もそれを育む過程では必要だとは思われませんか?

もし、必要であればそれは私個人の内部で行います。
他者を意見交換をするという事はどこにその情報が漏れるかは分からない事であると思います。
基本的に自分の頭の中以外に秘密の場所など無いと考えます。
あらゆるメールはチェックされていると考えます。

>前にあなたは私の活動の公開を求めながら、ご自分の活動は保安事情からか明示でき>ないと仰いましたが、これも同じ事なのです。)

自分の本名その他、個人が特定できる情報の開示は、対権力というよりも実生活の支障が生じるのでやめたいのです。
権力は恐らく既に把握しているだろうと思います。

>一方、唯心、内面論的帰結に在る者は、社会との関係/行動を軽視し、自己に埋没し>勝ちです。そこに恐るべき自己中心的教義が発生する土壌が生まれます。

そういう事を指摘したかったのですが、嫌がるのでやめます。

>この二者の互いの盲点が、対極を志向して背を向け合ったその背中にあるように見え>てなりません。

その表現は言い得て妙かも知れません。
都会暮らしさんの論理には言葉の世界での自己完結がると思います。
それは鉄壁の論理です。
但し、現実離れしているのです。
その事を証明する為に彼の内的論理の中に入っていこうとしてのですが拒絶されました。

>田口ランディに代弁される都会暮らしさんの心情には後日、触れさせていただきたい>とは思います。

よろしくお願いします。
期待しております。
私は彼に対する直接のレスのみならず彼の事を話題にする事すら許されないのかも知れません。
まあ、そうであれば深追いはしないようにしたいと思います。
他に取り組むべき課題は山ほどありますし。
親切心がストーカー(おせっかい)だと言われるのだったらやめておこうと思います。

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