★阿修羅♪ > 雑談専用13 > 715.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 透明な悲しみ 投稿者 都会暮らし 日時 2005 年 6 月 17 日 20:56:37)
都会暮らしさん、こんにちは、横レス失礼いたします。
あなたはイラクの人々が見たいとも思わない殺戮を毎日毎日見せ付けられている事をどう思われますか?
確かに、日本人は悲惨な写真を見る「義務」は無いのかも知れません。
しかし、一方では「死ぬ義務」が無い人々が殺されているのです。
あなたが「見たくない」という人間の権利を主張するのは自由だが、
その事によって「殺されたくは無い」と思っていたにもかかわらず殺されてしまった人々の現実から「目をそらす権利」を主張しているという事をお気付きか?
我々は現実を知って生きるべきだと思います。
「現実を知りたく無い。」という権利の主張がどういう意味を持つのかお考えいただきたいと思います。
私は小さい子供に残酷な写真を強制的に見せようとは思いません。
しかし、悲惨な現実を直視する中からこそよりよき社会をつくる行動は生まれてくると思います。
>透明な悲しみ
>http://www.asyura2.com/0505/idletalk13/msg/700.html
>投稿者 都会暮らし 日時 2005 年 6 月 17 日 20:56:37: qpL7B6r4wrfEE
>(回答先: 今も涙が止まりません。テレビではこんな映像が流れていなかっ>た・・・・ イラク戦争民間人の犠牲者写真集 投稿者 代理投稿1 日時 2005 年 6 月 16 日 22:42:40)
▼
本当にすごく悲しいです。今も涙が止まりません。テレビではこんな映像が流れていなかった・・・・こんなことが起きていたなんてぜんぜん気にもしていなかった・・・・このサイトを見て本当に良かったです。私には二人の子供がいますが、こんなに恵まれた環境にいることが、すごく幸せなんだと思いました。何故戦争をするのだろう・・・・みんなが平等に、幸せになる権利はあるのに・・・・・・・・・戦争をやめてほしい。罪もないのに死んでしまった人たちにご冥福を祈ります。最後に、このサイトを多くの人たちに見てもらいたいです。この世の中平和に過ごしている人たちに、このことを知ってほしいです。
▲
>まず、俺のこの一文は、上記のご投稿をされた方や、戦争犠牲者の写真へのリンクを>掲載された方に向けたものでは断じてありません。
はい。了解しました。
>俺もこの方々と同様に「悲惨」を悲しみ、平和を願う「同胞」です。
>人の書いた文章を誤読する自由は読者側にあるが、あまり甚だしく誤解されることは。心外でもあり、ここに一言お断り申し上げておきます。
>少し前に、俺はここ阿修羅に、こんな投稿をした。
>http://www.asyura2.com/0502/bd39/msg/712.html
>娘が学校で、授業の題材としてとりあげられた「はだしのゲン」の物語にふれ、酷く>傷ついた話だ。
>この話には後日談がある。
>その前年に娘のクラスの担任だった若い女教師Mが、「はだしのゲン」を教材に選ん>だ学校側に、凄い剣幕で噛み付いたらしいのだ。
>娘はその担任のMを、「不思議と何でも私のことをわかってくれる、ほんとのお姉ち>ゃんみたいな先生」と呼んで、それは慕っていた。
>あの時も保健室で震え続ける娘のもとに駆けつけ、抱きしめてくれたそうだ。
>娘はどんなにか、Mに救われたことだろう。
>ところでごく最近、田口ランディのこんなコラムを見つけた。
>ご一読いただければ幸甚だ。
>http://www.melma.com/mag/26/m00001926/a00000010.html
>フィルムであれ映像であれ口伝であれ、戦争の悲惨さを後世に伝えていくことは大切>なことだ。
>我々現代に生きる人間に過去の戦争責任はないが、もう二度と繰り返さない責任はあ>るのだから。
>だが、だからといって、自発的に見ようとしてもいない人間に、「眼ン玉ひんむいて、これをよぅく見やがれっ!」とばかりに突きつけてくる人々の無神経さには、俺は>正直言葉を失う。
「眼ン玉ひんむいて、これをよぅく見やがれっ!」とばかりに
とおっしゃいますが、それは貴方の捉え方に過ぎません。
戦争の悲惨さを訴える為に先生方はご苦労されていると思います。
残酷な写真を見せるよりはまだマンガの方がいいかな?などと思われて「はだしのゲン」を見せたのかも知れません。
あなたの娘さんは感受性が非常に高いようでお気の毒でしたが、他の生徒にとっては「戦争は嫌だ。」という強い印象を残したのかも知れず、貴方の娘さんの為にそのような授業をするべきでは無かったとまでは言いにくいのではないですか?
しかも、あなたの娘さんこそ、戦争をさせない為に行動する方になるかも知れないでは無いですか?
恐怖感で震え続けていたからと言ってその授業をするべきでは無いと言えるのでしょうか?
でしたら、マンガでは無く本物の悲惨を毎日毎日経験しているイラクの人々や子供たちはどうなるのですか?
>いったい、何が言いたいのだ?
戦争の悲惨さを言いたいのでは?
>この世界の悲惨の全責任を、個人に背負えとでも迫っているのか?
悲惨さを見せる事がどうして「この世界の悲惨の全責任を個人に背負えと迫っている事」になるのですか?
実際にあった事をマンガで示しているだけでしょ?
その現実を知ってどうするかはそれぞれ個人の判断であって「どうしろ」までは言っていないと思います。
あなたは、人が何かを表現したら一々「それで、オレにどうしろと言うのか?」と思うのですか?事実を示すだけでも。
>「あなた」は無垢な戦争犠牲者の血に塗れた写真を見せられ、まっとうとも思える怒>りに総毛立つかも知れないが、皆が皆、怒りを喚起させられる訳ではないのだ。
>否応もなくそれらの事実を個人で引き受けてしまい、自らに刃を向けてしまう繊細な>人々も大勢いることを、決して忘れないでいてほしい。
それはおかしな論理ですね。
何故、イラクの被害者の写真が自分の責任だと思い自殺しようと思うのでしょうか?
こんな写真を見せられるような世界なら死んでしまいたいとでも思うのでしょうか?
そういう論理は間違っているのであって、治さないと生きていけないのでは?
そういう論理の人もいるから真実を誰かれ無しに見せるなと主張する事が正しいのでしょうか?
>「自分がそう感じるから、人もそう感じて当然だ」という短絡は、厳に戒めてもらい>たい。
そうは思いませんが、イラクの写真を見て自殺する人は治してあげないといけないと思います。
治さずにそういう人を傷付け無いように振舞えというのは無理でしょう。
あなたの娘さんがそうなのであればあなたは娘さんが社会に適応できるようにしてあげるべきで、社会に対して「娘が傷つくようなものは見せるな。」と言うワケにはいかないでしょう。
社会には「こういう写真は多くの人が見て、戦争に反対する気持ちをもってもらった方がいい。」と思う人もいるのですから。
あなたはそういう人全てを説得して回るおつもりですか?
それよりも娘さんを適応するようにしてあげた方がいいでしょう。
>人の感性というものは、他人には推し量れないものがあるのだから。
一般的には正しいが、あなたの娘さんのそのような特殊な能力をほとんどの人があるとは思わずに接するのだという事をご理解いただきたいです。
あなたと私とどちらの方があなたの娘さんの為になる考えを持っているでしょうか?
>俺は、怒りでは何も解決できないだろうと思う。
悲惨な写真を見て、悲しみ、怒り、それが行動に何がしかの影響を与えると思いませんか?
怒りだけ、ぶっつりと切れて存在しているワケでは無いのです。
>怒りはまた新たな怒りを生み、その怒りはまた新たな悲惨の導火線になるだろう。
あなたねえ、そこで、言葉でまぎれてしまっているのですよ。
怒りとはこの場合、戦争に対する怒りであり、戦争に反対する行動を生み出すのですよ。
あなたはそれを人間同士が対立をする事一般に解消して考えてしまっているのです。
>我々が真に戦争のない世界を渇望するのであれば、この怒りの連鎖をどこかで断ち切>らなければならない。
戦争に対する怒りがいつの間にか戦争を起こす怒りに転化する話になってしまっていますね。
この論理のおかしさ分かりますか?
>この悲惨を前に、世界中の人々が「透明な悲しみ」のうちに瞑目し、それぞれの心に>ある神々に祈りを捧げる日がくることを願ってやまない。
祈れば戦争は無くなるのですか?
多くの人々に戦争の悲惨さを伝える活動はするべきでは無いのですか?
>深い悲しみと愛は、同じ波動をもっているのだから。
愛が全てを解決すると?
ブッシュは身内に対する愛の為に戦争を始めたのでは?
どうすれば戦争を無くせるか共に考えていきましょう。