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(回答先: 個人主義の戦い 投稿者 東の空 日時 2005 年 6 月 18 日 03:56:03)
>東の空さん どうもです。
東の空さんのご意見は確かに正しいとも思います。しかし、賢くはない。とも思います。
Ｋは「君が代」を拒否しても、その事によってその人が「何の不利益を被ること」が無ければ、無理に反対しようとは思いません。しかし、現実には「不利益を被るだろう」と思っています。
Ｋ自身は「君が代」拒否を貫ける人は「それなりに偉い人だな〜」とも思いますし、Ｋの最大の恩師の学校教師は「共産党の旗を退職まで翳し続けて、平教員で終わりましたが、大変立派な事だ」と思ってもいます。
しかし、Ｋに尊敬されたって何の価値もありません。Ｋのように考える人は絶対的少数です。「アホの回りにはアホしか集まらない」ので、Ｋの回りはアホばかりです。アホはもう少し「現実を認識し賢く立ち回らないとジリ貧から滅亡に向かう」でしょう。
人は中には「体制迎合を悪い事だと思い。自分においては最後まで抵抗する人」もいます。その比率は決して多くはありません、多くの人が「現実を認識」してか「家族の為」にか「貧困に負けて」か「仲間に迷惑を掛けない為」か「思想が変化して」か「金銭欲、名誉欲に目覚めて」かは知りませんが体制側に取り込まれていきます。
このように書くとＫは「体制反対派」だと思われそうですが、更に続きがあります。
「自分の信念を貫いた人」でも「自分の子供には自分と同じように生きろ」と教える人はほとんどいません。ここが、重要なのです。が、誰でも、「賢い生き方」など分かっているのです。
Ｋはそれが正しいとは言いません。その生き方は「賢い」だけです。「喜び」と言う意味合いから言えば「信念を貫いた生き方」の方が「より多くの喜び」を感じるのではないか？とも思います。しかし、それも主観です。どこにも確証などありません。
「Ｋとすれば『君が代』を拒否する事を勧める」事はできない。と思います。
しかし、どこかに「それを勧めた人」がいるのだろうと思います。何の知識も無いところから「自らの考えだけで、君が代拒否に達した人」は、多分いません。それは、体制を破壊するために誰かが考え「民衆を駒」にするために考え出された「方法論であり、洗脳の一種」だろうと思うからです。
しかも「君が代」拒否では効果は期待できません。
Ｋは、やるならば「君が代」を拒否しても差別を受けない社会造りだろう。と思っています。まあ、限りなく困難な事は承知しています。
しかし、困難ならば君が代拒否差別は続きます。続くなら「差別を受けそうな人」には「ヤメタ方が良い」と教えるのが親切であって「頑張れ」と言うのは無責任だと思います。
実際に多くの人は仲間には「君が代」拒否を勧めながら、自分の子供には「私みたいな馬鹿な大人にはなるな」と言うのです。勿論、全ての人がそうではないでしょうが、比率からすれば多いと分析しています。
【少なくとも精神的、文化的なことに関しては自由を可能な限り認めるべきと考えます。】
【納税義務や刑法を遵守するといったことと、国旗、国歌といった国の文化的側面への個人の関係といったことと同列に扱うのは間違いです。】
と言うのは正しい見方でしょうが、実はかなり危険な見方ですね。
何故なら、多くの人は「自由化すれば、全てが自由だと思うからです。」
世の中全ての人が「東の空さんのように、認められる自由と認められない自由（個人の尊重）の区別がキチンとできるようでしたら」正論でしょうが、実は出来ません。出来ないだけならともかく、無理矢理拡大解釈して「自分の都合の良い自由」に走る者も続出するでしょう。結果的に社会が混乱するのです。
最近施行された法律はあきらかに危ない物が多いとＫは思っています。
どこが危険なのか？
政府は「自由化」として規制緩和を行っていますが、これで踊らされると「踊った結果の問題」を言い訳に雁字搦めの法規制を「後出しで作る可能性」が高いからです。
個人保護法などにその傾向は既に現れています。政府は政府の存続を危うくするような自由化はしません。もししたら「それは罠」でしょう。体制を根本的に変えない、個別の自由化を叫ぶのは危険だとＫは思っています。
【私は「個人主義」「自由」という概念を肯定的に使いますが、Ｋさんは割と否定的使うように思います。こういう思想的相違がどうして生まれるのか関心をもっています。】
との事ですので少し触れますが、これはＫの考え方でしょう。Ｋは自分が「これ以上、自由になっても、過激派になるくらいで逆にヤバイ」とも考えています。
今現在Ｋは十分に個人主義ですし、我が儘です。「勤務時間は少なくなれば良い。」と思いますが、それ以外には無理に改善したい不満はありません。（改善したい事が無いわけではありませんが、他人に迷惑を掛けてまで行う。「無理に」のレベルでは無いと言う意味です）
その上で、これ以上の自由化、個人主義の尊重をしたら社会は混乱し、揺り戻しで逆に統制されると思っています。今現在、個人主義による問題は様々に現象化し、社会問題になっています。勿論、まだ、自由化を進めた方が良い分野はあるでしょうし、規制した方が良いこともあると思います。
Ｋは「（自由化を）否定的」に使っているとは思っていません。安易に求めるのは危険だとして使用しているつもりです。自分では（自分の）バランス感覚で是々非々の考察をしていると思っています。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。